嘉手納町長外来機の騒音で要請 2016年01月29

  • 9 年前
嘉手納町長外来機の騒音で要請

アメリカ本国の基地に所属する最新鋭のステルス戦闘機F22やF16戦闘機、あわせて26機が嘉手納基地に一時的に配備されたことを受け、嘉手納町の當山宏町長が騒音の軽減をアメリカ軍に求めるよう沖縄防衛局に要請しました。
今月25日から27日にかけてアメリカ・アラスカ州の基地に所属するF22ステルス戦闘機やF16戦闘機、あわせて26機が嘉手納基地に飛来し、来月いっぱいまでの一時的な配備が始まりました。
これを受け、地元の嘉手納町の當山町長が29日午後、沖縄防衛局の井上一徳局長を訪ね、「外来機の騒音が尋常ではなく、28日までの2日間で34件もの苦情が町民から寄せられている。この状況が続くことに
町民は耐えられない」と述べて騒音の軽減をアメリカ軍に求めるよう要請しました。
これに対し、沖縄防衛局の井上局長は「北朝鮮が核実験を行うなど日本を取り巻く安全保障環境が厳しさを増す中、アメリカ軍の訓練の実施は重要だが、周辺住民に与える影響を最小限にとどめることも大切だ」
と述べ、アメリカ軍に要請を伝える考えを示しました。
要請のあと當山町長は「いまの騒音をなんとかして欲しいということで要請をした。騒音の防止協定を厳格に守ってもらうと同時にそれを守らない外来機は即撤退して欲しい」と話していました。
2016年01月29日 18時44分

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