霊感商法で脱税 実質経営者らに有罪判決 大阪 2016/1/12

  • 9 年前
霊感商法で脱税 実質経営者らに有罪判決

(大阪府)

霊感商法の手口で荒稼ぎし、脱税した業者の実質的経営者の男ら3人に対し、大阪地裁は12日、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡した。

法人税法違反の罪に問われたのは、「アドライン」の実質経営者、河本大介被告と代表取締役の田中寛紹被告、大阪国税局OBで元税理士の野上孝行被告。

河本被告らは「開運グッズ」と称してブレスレットを販売するなどいわゆる「霊感商法」の手口で利益を上げていたが、2010年以降、架空の取引を経費として計上するなどし、約1億2000万円を脱税した。

この日の判決で、大阪地裁は「犯行は計画的、巧妙で悪質」と指摘する一方で、「修正申告し、一部納税している」などとして、3人を懲役1年8月~1年2月としたうえでそれぞれ執行猶予3年とした。
[ 2016/1/12 18:28 ]

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