江田五月 元参議院議長が引退へ 2016年01月09日

  • 8 年前
江田五月元参議院議長が引退へ
参議院岡山選挙区選出で民主党の最高顧問を務める江田五月・元参議院議長は、岡山市でNHKの取材に対し、「世の中を新しくしていこうという政治姿勢を掲げる以上、自分自身も新しく変えなくてはならない」と述べ、
ことし夏の参議院選挙に立候補せず、政界を引退する考えを明らかにしました。
この中で江田氏は「私たちは世の中を新しく変えていこう、前に進めていこうという政治姿勢だ。その政治姿勢を掲げる以上、常に自分自身を新しく若々しく変えていかないといけないのは当然のことだ」と述べました。
その上で江田氏は「夏の参議院選挙の時には私も75歳で参議院の任期は6年あり、『81歳までバッジをつけさせて欲しい』とは有権者には言えない。次の人にバトンタッチしたい」と述べ、ことし夏の参議院選挙に
立候補せず、政界を引退する考えを明らかにしました。
江田氏は74歳。参議院岡山選挙区選出の当選4回で衆議院でも4回当選しています。
衆議院議員を務めた江田三郎氏の長男で、東京地方裁判所の判事補などを経て昭和52年の参議院選挙に立候補して初当選し、その後、衆議院議員となり、当時の社会民主連合の代表などを務めました。
平成5年に発足した非自民連立政権の細川内閣では、科学技術庁長官として初めての入閣を果たしました。
そして平成19年から22年までは参議院議長を務めました。
さらに民主党政権では、菅第2次改造内閣で参議院議長経験者としては初めて入閣し、法務大臣と環境大臣を務めました。
2016年01月09日 19時49分

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