除雪中か　３人死亡　新潟　2016年01月25日

除雪中か ３人死亡
大雪の影響で２４日、県内では除雪作業と見られる事故で３人が死亡しました。
このうち阿賀野市折居では２４日夕方、近くに住む土木作業員の榎本良夫さん（６３）が幅２メートルほどの用水路に入って除雪作業をしていたところ、積もった雪でせき止められていた水が
一気に押し寄せて流されたということです。
榎本さんはおよそ１時間半後、用水路から９００メートルほど先の川の下流で見つかり、さらに川の同じ場所で妻の美佐子さん（５９）も見つかりました。
２人は搬送された病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、近所の人の話では美佐子さんは夫を探しに出かけたということで、警察は夫を助けに向かったところ妻も用水路の水に流されてしまったとみて詳しい状況を調べています。
近所の７５歳の男性は、「何も恨まれることのない、まじめでいい人たちだった。２人が亡くなったと知って、ショックです」と話していました。
一方、柏崎市高柳町では８０代の男性が除雪機の下敷きになり死亡しました。
警察や消防によりますと県内では２４日から２５日にかけて、こうした事故以外にも、除雪中にはしごから転落するなどして、あわせて１７人がケガをしたということです。
2016年01月25日　18時19分