廃棄物処理業者など現場検証 2016年01月24日

  • 9 年前
廃棄物処理業者など現場検証
2016年01月24日 19時02分
廃棄するよう委託された冷凍のカツを横流ししたとして、愛知県の廃棄物処理業者と岐阜県の食品関連会社が捜索を受けた事件で、横流しが行われたいきさつを解明するため、警察は、
24日それぞれの本社で施設の現場検証を行いました。
カレーチェーンを展開する壱番屋が廃棄を委託した冷凍のカツが処分されず、横流しされていた問題では、警察は、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコー」と岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」について、
廃棄物処理法違反や食品衛生法違反などの疑いがあるとみて調べています。
警察によりますと、ダイコーの会長とみのりフーズの実質的な経営責任者は、いずれも任意の事情聴取に対して横流しを認めているということです。
警察は24日午後ダイコーとみのりフーズで現場検証を行いました。
このうち、ダイコーの現場検証では、関係者を立ち会わせた上で、捜査員が倉庫や廃棄物の処理施設などをカメラに収めて、使用状況について詳しく調べました。
一方、警察によりますと、ダイコーは横流したカツについて、関係する運送会社のトラックで、みのりフーズに運び込んでいた可能性があるということで、警察は稲沢市にある、この運送会社を新たに捜索しました。
警察は引き続き横流しのいきさつや実態の解明を進めています。

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