不正競争防止法適用も検討へ 2016年01月24日

  • 8 年前
不正競争防止法適用も検討へ
2016年01月24日 09時40分
廃棄を委託された冷凍のカツを横流ししたとして、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者が警察の捜索を受けた事件に関連して、岐阜県の食品関連会社がカツを転売した際、偽造された、架空の製造元を示すシールが貼られていました。
警察は、食品の安全に関わる悪質で重大な事件だとして、より刑罰の重い不正競争防止法などを適用できないか検討することにしています。
カレーチェーンを展開する壱番屋が廃棄を委託した冷凍のカツが処分されず、横流しされていた問題では、警察は、愛知県稲沢市の廃棄物処理業者「ダイコー」と岐阜県羽島市の食品関連会社「みのりフーズ」について、
廃棄物処理法違反や食品衛生法違反などの疑いがあるとみて調べています。
警察によりますと、みのりフーズがダイコーから横流しされた冷凍カツを転売した際、壱番屋の段ボール箱から別の箱に詰め替えられていたうえ、偽造された、架空の製造元を示すシールが貼られていたということです。
警察はこうした行為や廃棄された食品を横流ししたことについて、食品の安全に関わる悪質で重大な事件だとして、これまで捜査を進めてきた廃棄物処理法や食品衛生法に加えて、より刑罰の重い不正競争防止法などを
適用できないか検討することにしています。

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