栃木　女性殺人 別れ話でトラブルか　2016年12月13日

女性殺人 別れ話でトラブルか

１２日、宇都宮市のアパートの１室で２８歳の看護師の女性が殺害されているのが見つかった事件で、殺人の疑いで逮捕された男は「女性にもう来ないでと言われかっとなって刺した」
などと供述していることが、警察への取材でわかりました。
警察は、別れ話をめぐってトラブルになった可能性もあるとみて調べています。

この事件は、１２日の夜、宇都宮市御幸本町のアパートの１室で、看護師の根本紗貴子さん（２８）が包丁で刺されて殺害されているのが見つかったもので、１３日未明、知人で、
栃木県上三川町の自動車工場勤務、菅野龍容疑者（２７）が殺人の疑いで逮捕されました。
警察が遺体の状況を詳しく調べたところ、腹や背中などに１０か所前後の傷があり、手には抵抗した際についたとみられる傷があったことがわかりました。
これまでの調べで、菅野容疑者は「交際していた根本さんに冷たくされた」と供述していましたが、その後の調べで、「もう来ないで、近寄らないでと言われかっとなって刺した」
などと供述していることがわかりました。
一方で、根本さんの周辺では「２人はすでに別れていた」と話す人もいるということで、警察は、別れ話をめぐってトラブルになった可能性もあるとみて調べています。

福島県本宮市のガソリンスタンドの防犯カメラには、容疑者とみられる男が赤い乗用車を運転して訪れ、警察官から職務質問を受ける様子がうつっています。
映像の中で、男は車の運転席から降りてセルフ式の給油機を操作していたところ、２人の警察官から職務質問を受けていました。
その後、警察官の人数は次第に増え、１０人前後の警察官が事情を聴きながら持ち物や車の中を調べる様子がうつっていました。
ガソリンスタンドの従業員の男性は「夜遅くにたくさんの警察官が集まってきました。容疑者が栃木県から逃げてきたと聞いて『身近なところでそんなことがあるのか』
と驚きました」と話していました。
2016年12月13日　17時39分

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