(栃木)龍神名乗る男 男児の死亡前日も“治療” 2015年11月26日

  • 7 年前
龍神名乗る男 男児の死亡前日も“治療”

2015年11月26日(木)18時15分

栃木県宇都宮市に住む糖尿病の男の子(当時7)にインスリン注射をさせず死亡させたとして、男(60)が殺人の疑いで逮捕された。男は「龍神」を名乗る自称・祈とう師で、治療と称し、
呪文を唱(とな)えたり、体をさすったりしていたという。

近藤弘治容疑者(60)は同県下野市の自宅から栃木県警鹿沼警察署に任意同行され、26日午前10時頃に入った。同日午後5時時点で取り調べが続けられている。

殺人の疑いで逮捕された会社役員の近藤容疑者は、糖尿病でインスリン注射が必要だった同県宇都宮市の今井駿くん(当時7)に対し、両親と共に、注射を中断させ、今年4月に死亡させた疑いが持たれており、容疑を否認しているという。

近藤容疑者は「龍神」を名乗る自称・祈とう師で、治療と称して、体をさすったり、呪文を唱(とな)えたりしていた。

今井駿くんは、死亡する3日前から体調が悪化していたが、近藤容疑者が死亡前日も、治療と称する行為をしていたことがその後の警察への取材でわかった。

今井駿くんが通っていた学童保育関係者「ウサギが好きで、優しい感じの子でした」「(亡くなる)前の週あたりまでは(通ってた)。(Q:インスリンを打たなくなったのは?)それは知らなかったです」

警察は、近藤容疑者が今井駿くんの体調が悪化した後も治療と自称する行為を続けた経緯について、捜査している。

「龍神」と名乗っていた近藤容疑者について、取材に応じた周囲の人は、気さくに話しかけてくるものの、何をしている人かよくわからない。

自宅にお客を呼んでいる姿を見かけたことがない。

感情の起伏が激しく、近づきがたい存在だった、などと話していた。




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