（長野）森林組合の不正受給　１億円超　2015年11月30日

森林組合の不正受給 １億円超
大町市にある森林組合が国などの補助金を不正に受け取っていた問題を受け、長野県はほかにも不正がないかを詳細に調べた結果、５２事業の合わせて１億円余りに
ついて不適正だったとする調査結果をまとめました。
大町市にある大北森林組合について長野県の第三者委員会は、ことし７月、１４億７０００万円余りの補助金を不正に受け取っていたとする報告書をまとめました。
この報告書では、国や県の補助金が支給される事業のうち、北安曇地方事務所管内で、大北森林組合以外の個人などが実施した１４７件についても、「不適正の疑い」や「確認が必要」とされ、
詳細な調査が進められてきました。
その結果、長野県は実際に伐採などを行った場所と異なる場所で事業の申請を行うなど５２件、１億５００万円余りが不適正だったとする調査結果をまとめ、３０日発表しました。
県によりますと、このうち８６００万円余りがすでに時効となっているということです。
長野県は時効が成立していない１８００万円余りについては、補助金の返還を求めるとともに問題に関係した職員の処分を実施するとしています。
また、今回の調査でこのほか、合わせて２つの地方事務所の造林関係の補助事業で、合わせて９件の不適正な支出があったことが確認されたとしています。
2015年11月30日　18時14分
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/1013909281.html?t=1448916374204

県が新たに１億円余の不適正補助金を発表
（長野県）
大北森林組合による補助金の不正受給問題に関連して県は新たに１億円余りの補助金が不適正であったことを発表した。
北安曇地方事務所管内の造林関係補助事業で、大北森林組合以外が行った
５２件・１億５３９万円を不適正な案件とした。
県は時効が成立していないものを優先して補助金の返還請求を進めているが、８６００万余りは時効を迎えているという。
[ 2015/11/30 18:30 信州]
http://www.akita-abs.co.jp/news/nnn/news8846012.html