北海道 交通違反を”ねつ造”の疑いで警察官を逮捕 2015/11/27

  • 7 年前
交通違反を”ねつ造”の疑いで警察官を逮捕 

道南の森警察署の警察官が交通違反をねつ造し、違反切符を出したとして逮捕されました。

「道民の皆様の信頼を損ねることになり深くお詫び申し上げます」と道警の白井弘光監察官室長は謝罪会見を開きました。

森警察署地域課の巡査長斉藤正樹容疑者28歳は、7月から9月にかけて管内に住む人がシートベルトをせずに運転したという違反を2回ねつ造し、虚偽の違反切符を出した疑いが持たれています。

住民のもとに身に覚えのない違反者講習の通知が届いて発覚しました。

斉藤容疑者は「ほとんど事件事故などの取扱いがなく、交通検挙をやらなければ格好がつかないと思った」と供述し、他にも数十件違反をねつ造したと話しているということです。

また、交通違反の現場にいなかった警察官が立ち会ったように装い調書に署名したり、勤務手当を受け取っていたとして、函館方面本部などの警察官や上司33人を書類送検しました。

度重なる不祥事に道警は本部長が通達を出すとともに、プロジェクトチームを作り再発防止への取り組みを進めるとしています。
2015/11/27(金) 21:16



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