札幌市談合4年前から安定受注 2016年11月09日

  • 7 年前
札幌市談合4年前から安定受注
2016年11月09日 18時36分
札幌市が発注した市営野球場の工事の入札をめぐり、市の元職員が入札に関する情報を事前に業者に漏らすなどして逮捕された事件で、業者側は4年前から毎年、
市の工事を安定して受注していたことがわかり、警察は元職員がいつどのような経緯で業者と知り合ったかなど詳しいいきさつを調べています。
この事件は、札幌市スポーツ局の元職員の宮越光秋容疑者(64歳)が平成25年3月、札幌市が発注した「札幌市麻生球場」の改修工事の指名競争入札で札幌市東区の
建築関連の業者の元課長の山崎誓治容疑者(65歳)に事前に設計金額などの情報を漏らしたなどとして官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたもので、
警察は9日、2人の身柄を札幌地方検察庁に送りました。
この業者は主に建築用鋼板などを製作・設置する仕事を行っていますが、山崎容疑者が営業課長として業者に勤めるようになった翌年の平成24年度から市の
スポーツ局が発注する工事を毎年安定して受注していることが警察への取材で新たにわかりました。
業者がスポーツ局から受注した金額は平成23年度ゼロだったのが、平成24年度以降、3年度分でおよそ1850万円に上るということです。
警察は元職員がいつどのような経緯で業者側と知り合ったかなど詳しいいきさつを調べています。



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