(宮城)横領疑いの副園長を刑事告訴へ 2016年10月12日

  • 7 年前
横領疑いの副園長を刑事告訴へ
2016年10月12日 17時30分
大和町にある障害者支援施設の副園長が利用者から預かり金を着服していた問題で、12日、施設を運営する法人が会見を開き、業務上横領の疑いで副園長を刑事告訴する方針を明らかにしました。
この問題は、大和町の障害者支援施設「あさいな」の大久真由美副園長(49)がことし5月から7月までの間に、この施設や系列のグループホームの利用者、あわせて80人の預かり金482万円を着服したものです。
12日は、施設を運営する社会福祉法人の担当者が県庁で記者会見を開き、「利用者に多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます」と謝罪しました。
その上で、法人側は、大久副園長が着服を認め、返金した一方で、平成22年5月からことしの3月までの間にも預かり金およそ3200万円が使途不明になっていて、大久副園長が「平成22年ごろから利用者に戻すべきおつりを自分のために使った」などと話していることを明らかにしました。
こうしたことから、法人側は、使途不明の分も含めて副園長を業務上横領の疑いで刑事告訴する準備を進めているということです。
社会福祉法人「永楽会」の佐藤茂人事務局長は「1人ですべての預かり金を管理をしていたのが問題だったので、複数の職員でチェックする体制をとって再発防止につとめていきたい」と話していました。



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大久真由美 あさいな

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