復帰45年 辺野古で平和行進 2017年05月14日

  • 7 年前
復帰45年 辺野古で平和行進
2017年05月14日 12時19分
沖縄が本土に復帰してから15日で45年となるのにあわせて、アメリカ軍普天間基地の移設工事が進められている名護市辺野古の周辺で市民団体などによる「平和行進」が
行われ、移設計画の反対や県内のアメリカ軍基地の閉鎖などを訴えました。
この平和行進は市民団体や労働組合が、沖縄が本土に復帰した5月15日にあわせて毎年行っていて、ことしは2つのコースに分かれて12日から県内各地を歩いています。
最終日となる14日は、普天間基地の移設工事が進められている名護市辺野古近くの砂浜で集会が行われ、県内外から主催者の発表で2000人あまりが参加しました。
集会で名護市の稲嶺進市長は「沖縄に民主主義と地方自治を取り戻す闘いをここから訴え、絶対に辺野古の海に基地を造らせないことをこれからも貫きたい」と述べました。
このあと参加者たちは「基地のない沖縄を」と書かれた赤いはちまきをして辺野古の海岸沿いを行進し、移設計画への反対や基地の閉鎖などを訴えました。
那覇市から参加した67歳の男性は「きょうの行進を全国の皆さんが沖縄の思いをくみ取るきっかけにして欲しい」と話していました。
また65歳の女性は「本土に復帰して憲法も適用され本当に良かったのかなとも思うが、今後は絶対に憲法を変えさせないように頑張らなければいけない」と話していました。

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