鳩山元首相の車囲んだ疑い、右翼団体１４人書類送検　2016年2月10日

鳩山元首相の車囲んだ疑い、右翼団体１４人書類送検

鳩山由紀夫元総理の車を街宣車で取り囲んだとして、警視庁公安部は右翼団体の構成員１４人を書類送検しました。

書類送検されたのは右翼団体「草莽崛起の会」の構成員１４人で、去年１０月、東京・千代田区の交差点で、鳩山元総理が乗った車をおよそ１０分にわたって
街宣車１２台で取り囲み、「国賊」などと拡声器で怒鳴りつけ、移動を妨げた疑いが持たれています。

鳩山元総理は明治大学での講演を終えて移動中でしたが、去年８月、ソウルの独立運動家を収監した刑務所跡地でひざまずいて謝罪したことを受け、右翼団体が抗議するために集まっていました。

この事件では、すでに「草莽崛起の会」の構成員の親子２人が逮捕されています。
（2016年2月10日19:40）