“痴漢撃退法”働く女性に伝授 2016年03月03日

“痴漢撃退法”働く女性に伝授
2016年03月03日　07時14分
旭川市で、働く女性を対象に痴漢などの犯罪から身を守る護身術を学ぶ教室が２日夜、開かれました。
この教室は、旭川市内で痴漢や盗撮の被害が増えていることから旭川中央警察署が企画しました。
参加したのは、帰宅が夜遅くになることも多い働く女性たちです。
９０人あまりが警察官から痴漢や不審者に襲われたときの対処法を学びました。
この中では、後ろからいきなり抱きつかれた時は、体を反らせて後頭部を相手の顔にぶつけるようにして相手がひるんだ隙に逃げるといった具体的な方法を教わり、参加した女性たちはお互いにやり方を確かめていました。
３０歳の会社員は「興味があり、会社の同僚と参加しました。楽しく学ぶことができて、とてもためになりました」と話していました。
指導した道警旭川方面本部警務課の河合秀幸巡査部長は「こうした教室を通じて防犯意識を高めてもらいたいと思います。スマートフォンを見ながら歩いていると被害に遭いやすいので気をつけてほしいです」と話していました。