「本気で改革してほしい」 電通過労自殺 母親の訴え 2016年11月09日

  • 8 年前
「本気で改革してほしい」 電通過労自殺 母親の訴え
大手広告会社「電通」の新入社員で、去年、過労自殺した高橋まつりさんの母親が都内で開かれた過労死の対策を訴えるシンポジウムに参加し、「本気で改革してほしい」と訴えました。
「描いていた夢も、娘のはじけるような笑顔も、永久に奪われてしまいました。今この瞬間にも同じことが起きているかもしれません。大切な人の命を預かっているという責任感を持って、
本気で改革に取り組んでほしい」(高橋まつりさんの母、高橋幸美さん)
自殺した電通社員・高橋まつりさん(当時24)の母・幸美さんはこう述べ、過重労働やパワハラを防ぐ取り組みを本気で進めてほしいと訴えました。
また、過労死で家族を亡くした遺族らの団体が9日朝、厚生労働省を訪れ、過労死をなくすために法律で労働時間に上限を設けることや、労災認定の基準を改善することなどを求めました。
(2016年11月09日17:50)

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