飲食店の女性襲撃で14人を逮捕
2017年06月02日 16時40分
5年前、北九州市で暴力団の立ち入りを禁止する標章を掲げた飲食店の経営者の女性など2人が刃物で切りつけられた事件で、警察は、特定危険指定暴力団、工藤会による組織的な犯行の疑いが強まったとして、幹部ら14人を組織犯罪処罰法の殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、特定危険指定暴力団、工藤会のナンバー3で理事長の菊地敬吾容疑者(44)ら14人です。
警察の調べによりますと、菊地容疑者らは、組織的に共謀して平成24年9月、北九州市小倉北区のマンションの前で、タクシーで帰宅した飲食店を経営する女性と、止めに入った運転手の男性の顔などを刃物で切りつけて大けがをさせたとして、組織犯罪処罰法の殺人未遂の疑いがもたれています。
警察は女性の店で、事件の前の月から暴力団の立ち入りを禁止する標章のステッカーを掲げていたため、暴力団関係者による犯行とみて捜査していました。
その結果、工藤会の関係者の供述などから、工藤会による組織的な犯行の疑いが強まったということです。
警察は菊地容疑者らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
当時、北九州市内では、ほかにも暴力団の立ち入りを禁止する標章を掲げた店の関係者が襲われる事件などが相次ぎ、このうち、ビルが放火された事件などで工藤会の幹部らが起訴されています。
警察はいわゆる「みかじめ料」など繁華街の利権を守るのが目的だったとみて、当時のいきさつを詳しく調べています。
2017年06月02日 16時40分
5年前、北九州市で暴力団の立ち入りを禁止する標章を掲げた飲食店の経営者の女性など2人が刃物で切りつけられた事件で、警察は、特定危険指定暴力団、工藤会による組織的な犯行の疑いが強まったとして、幹部ら14人を組織犯罪処罰法の殺人未遂の疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは、特定危険指定暴力団、工藤会のナンバー3で理事長の菊地敬吾容疑者(44)ら14人です。
警察の調べによりますと、菊地容疑者らは、組織的に共謀して平成24年9月、北九州市小倉北区のマンションの前で、タクシーで帰宅した飲食店を経営する女性と、止めに入った運転手の男性の顔などを刃物で切りつけて大けがをさせたとして、組織犯罪処罰法の殺人未遂の疑いがもたれています。
警察は女性の店で、事件の前の月から暴力団の立ち入りを禁止する標章のステッカーを掲げていたため、暴力団関係者による犯行とみて捜査していました。
その結果、工藤会の関係者の供述などから、工藤会による組織的な犯行の疑いが強まったということです。
警察は菊地容疑者らが容疑を認めているかどうか明らかにしていません。
当時、北九州市内では、ほかにも暴力団の立ち入りを禁止する標章を掲げた店の関係者が襲われる事件などが相次ぎ、このうち、ビルが放火された事件などで工藤会の幹部らが起訴されています。
警察はいわゆる「みかじめ料」など繁華街の利権を守るのが目的だったとみて、当時のいきさつを詳しく調べています。
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