高校生アメフトで頭強打し死亡 2016年11月18日

  • 7 年前
高校生アメフトで頭強打し死亡
2016年11月18日 20時34分
今月、大阪で行われた高校のアメリカンフットボールの全国選手権で、関西学院高等部の生徒が試合中に頭を強く打って意識不明になり、4日後に死亡しました。
死亡したのは、関西学院高等部の3年生で、アメリカンフットボール部に所属していた武内彰吾さんです。
学校側によりますと、武内さんは、今月13日に大阪・吹田市で行われた全国高校選手権に出場し、滋賀県の立命館守山高校との試合の後半に相手チームの選手と激しくぶつかりました。
武内さんは頭を強く打って意識不明になり、4日後の17日、急性硬膜下血腫などで死亡しました。
学校によりますと、武内さんは試合の2日前、チームのトレーナーに「頭が痛い」と訴えていましたが、当日は「体調に問題ない」と話したため、試合に出場させたということです。
関西学院高等部は、全国優勝18回の名門で、武内さんはレギュラーとして活躍していたということです。
学校法人関西学院の伊藤正一理事は、記者会見で、「前途有望な生徒が亡くなったことにお詫び申し上げる。こうした事態が二度と起こらないよう万全の対策をとるようにしたい」と陳謝しました。


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