20140107「鳥小屋」で無病息災を祈願 福島 いわき市

  • 10 年前
鳥小屋と呼ばれる小屋を燃やし、新しい年の無病息災を願う伝統行事が7日朝早く、いわき市で行われました。
鳥小屋の行事は、いわき市の各地に伝わる伝統行事で、平上高久地区では、原発事故の影響で取りやめた行事を去年から復活させました。
竹やかやで組み立てた小屋の周りには、夜明け前から地元の人たちが集まり、自宅から松飾りなどを持ち寄って小屋に納めました。
そして小屋の中で火がつけられると、縦横4メートルほどの小屋がバチバチと音をたてて燃え上がりました。
この火で餅を焼いて食べると風邪をひかないという言い伝えがあり、集まった人たちはさっそく竹に刺した餅を焼いて食べていました。埼玉県から子どもを連れて帰省した女性(31)は、「幼稚園の時からなじんだ行事でお正月は鳥小屋というイメージでいます。伝統行事があればふるさとにも帰りやすいと思います」と話していました。
また、地元の子供会の会長で行事のリーダーを務めた大和田征雄さん(42)は、「少なくなった子どもたちと地域のためにも続けていきたい行事です」と話していました。

01月07日 13時18分

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