20140818福島県産米 今月シンガポールに輸出再開

  • 10 年前
JA全農=全国農業協同組合連合会は、原発事故以降、海外に輸出できなくなっていた福島県産の米について、安全性への理解が得られたシンガポールに向けて、今月から輸出を再開することになりました。

全国有数の米の産地、福島県では、東京電力福島第一原発の事故の前は、香港や台湾などに年間100トン余りの米を輸出していましたが、事故後は風評被害などが影響して、海外に輸出できない状態が続いていました。
JA全農では輸出の再開を目指して各国と交渉してきましたが、福島産の米の安全性を理解し、放射性物質の検査基準を緩和したシンガポールに向けて、輸出を再開することになりました。
輸出される米は福島県須賀川市で生産されたコシヒカリ300キロで、全量を福島県による放射性物質の検査を受けて今月出荷され、22日からシンガポール市内の日系の高級スーパーで販売されるということです。
福島県産の農産物では、すでに桃やリンゴなどの輸出が再開されていますが、JA全農や福島県では、米についてもアジアのほかの国に輸出を広げていきたいとしています。

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