20140815イノシシ・シカから放射性物質 栃木

先月県内で捕獲された野生のイノシシとシカから、国の食品の基準を超える放射性物質が検出されました。
これらはすでに全県で出荷が制限されていますが、県は消費を控えるよう改めて呼びかけています。
栃木県自然環境課によりますと、６月から７月にかけて捕獲された野生動物を調べたところ、矢板市でイノシシから３４０ベクレル、塩谷町ではシカから３２０ベクレルと、国の食品の基準の１００ベクレルを超える放射性物質が検出されました。
県内で有害鳥獣として駆除されたり狩猟で捕獲されたりしたイノシシとシカからは、これまでもたびたび国の基準を超える放射性物質が検出されていて、すでに全県で出荷が制限されています。
これらは市場で流通することはありませんが、県は改めて野生のイノシシとシカの消費を控えるよう呼びかけています。

08月15日　12時28分