20140814豊前発電所1号機が停止 北九州

  • 10 年前
豊前市にある九州電力豊前発電所の1号機で、蒸気が漏れるトラブルがあり、14日未明から運転を停止しています。

九州電力では、3日程度での復旧を見込んでいて、当面の電力需給には、影響はないとしています。
九州電力によりますと、昨夜7時40分ごろ、豊前市にある火力発電所、豊前発電所の1号機で非常時にタービンの蒸気を逃がすための安全弁にあるバルブの1つから蒸気が漏れているのをパトロール中の従業員が、見つけたということです。
バルブを閉じても蒸気漏れが止まらないことから、九州電力では14日午前1時40分に1号機の運転を停止しました。
九州電力によりますとバルブを密閉するためのシール材と呼ばれる部品が劣化して破損した可能性が高いとして、ボイラーを冷却したうえで14日からバルブの点検とシール材の交換を行うということです。
九州電力では、1号機の運転停止によりおよそ50万キロワットの電力供給の減少を見込んでいますが、3日程度で復旧できる見通しだとして、当面の電力需給には、影響はないと説明しています。
九州電力の鎌倉利之内燃力グループ長は「夏の節電を呼びかけている時期にこうしたトラブルが起き、大変遺憾に思っている。再発防止に向けて十分な対策をとっていきたい」と話していました。

08月14日 12時41分

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