合田一家の総長(末広誠こと金教煥)ら7人を逮捕 2016/1/12

  • 8 年前
指定暴力団・合田一家のトップら7人を逮捕

(山口県)

県内最大の勢力を持つ暴力団・合田一家のトップ、幹部ら7人が、威力業務妨害などの疑いで12日までに逮捕された。

強制執行妨害や威力業務妨害などの疑いで逮捕されたのは指定暴力団・合田一家の総長、末広誠こと金教煥容疑者74歳や合田一家の幹部、下関市内にある建設会社の社長ら7人だ。

山口・福岡両県警の合同捜査本部によると、金容疑者は既に逮捕・起訴されている建設会社社長と市内の土地を購入後、転売して利益を得ようとしたが、建設会社の経営が悪化した為、土地が差し押さえられ競売に掛けられるのを妨害しようと、末広誠の名前を使って抵当権に関する虚偽の申請・登録をした疑いが持たれている。

また、その土地が転売されるのを阻止する為、実際には計画がないにも関わらず「養豚場計画地」と書かれた看板2枚などを隣接する土地に立てて転売を困難にした威力業務妨害などの疑いも持たれている。

合同捜査本部は金容疑者らの認否を明らかにしていない。

合田一家は1992年に県公安委員会から「指定暴力団」に指定されていて、県警では現在、現在21の組織と準構成員を含むおよそ290人を確認している。

合田一家のトップが逮捕されるのは1988年以来、28年ぶりだという。
[ 2016/1/12 20:50 山口]

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