発砲事件 山口組離脱が背景か 2016年2月25日

  • 8 年前
発砲事件 山口組離脱が背景か

23日、指定暴力団・山口組から離脱した敦賀市にある団体の事務所に拳銃の弾が撃ち込まれ暴力団員が逮捕された事件で、警察は背景に山口組からの離脱をめぐる対立の可能性があるとみて捜査を続けています。
警察はバリケードを設けるなど警戒を強化していて住民からは再び事件が起きるのではないかと不安の声が相次いでいます。
この事件は、23日、敦賀市にある指定暴力団・山口組から離脱した団体「正木組」の事務所に拳銃の弾5発が撃ち込まれたもので、山口組系の暴力団員、山本敏行容疑者(38)がその場で逮捕されました。
山本容疑者は動機などについては黙秘していますが、警察は山口組と、「正木組」が入っているとみられる神戸山口組の対立が事件の背景にある可能性があるとみています。
一方、警察は事件のあと警戒にあたる警察官の人数を増やし、引き続き、24時間態勢で警戒にあたっています。
さらに、事務所近くの2箇所に、バリケードを設置し周辺の道路を約100メートルにわたって立ち入りを制限しています。
近くに住む29歳の女性は「保育園児の子どもに何か危険があったらと思うと不安です。これ以上事件が起きないでほしい」と話しています。
また、66歳の女性は「半年前からずっと警察がいたのに事件が起こってしまったことに驚きました。
一般の人が巻き込まれるような事態にはならないことを祈っています」と話しています。
2016年02月25日 18時50分

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