上司の不正疑惑を内部通報したオリンパスの男性社員が不当に配置転換されたとして会社側を訴えていた裁判で、最高裁は29日までに会社側の上告を退け、男性の勝訴が確定しました。
「愛するオリンパスグループと闘ってきて、司法を信頼しながら闘ってきて良かった」(浜田正晴さん)
この裁判は、オリンパスの社員、浜田正晴さん(51)が、5年前(2007年)に社内のコンプライアンス窓口に「上司が不正に取引先の社員を引き抜こうとしている」と通報したところ、専門外の部署に配置転換されたとして、異動の取り消しと損害賠償を求めていたものです。
一審の東京地裁は浜田さんの訴えを退けましたが、二審の東京高裁は、「人事権の乱用に当たる」として配置転換を無効と認め、オリンパス側に220万円の賠償を命じていました。最高裁は29日までにオリンパスの上告を退ける決定を出し、浜田さんの逆転勝訴判決が確定しました。オリンパスは、「今回の決定を厳粛に受け止め、今後の対応を検討する」としています。(29日19:42)
「愛するオリンパスグループと闘ってきて、司法を信頼しながら闘ってきて良かった」(浜田正晴さん)
この裁判は、オリンパスの社員、浜田正晴さん(51)が、5年前(2007年)に社内のコンプライアンス窓口に「上司が不正に取引先の社員を引き抜こうとしている」と通報したところ、専門外の部署に配置転換されたとして、異動の取り消しと損害賠償を求めていたものです。
一審の東京地裁は浜田さんの訴えを退けましたが、二審の東京高裁は、「人事権の乱用に当たる」として配置転換を無効と認め、オリンパス側に220万円の賠償を命じていました。最高裁は29日までにオリンパスの上告を退ける決定を出し、浜田さんの逆転勝訴判決が確定しました。オリンパスは、「今回の決定を厳粛に受け止め、今後の対応を検討する」としています。(29日19:42)
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