• 7 年前
1720年にヘンデルは、全8曲のハープシコード組曲を出版します。
序文ではこの組曲がレッスン用であることと、出版は当時横行した海賊出版に対する対応策であることが告げられています。
歌劇やオラトリオに力を注いだヘンデルには、こうした器楽曲はとても少なく、「ハープシコード組曲第5番」の終楽曲「調子のよい鍛冶屋」が一般にも知られている程度です。
ですが組曲第2番の「サラバンド」もピアノ曲として演奏されることもある、知る人ぞ知る的名曲として親しまれています。
シンプルですが重厚感漂う、気品ある作品です。
今回はこれをギターの音色でお届けします。

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