日大東北高校の相撲部　無期限休部　2016年12月19日

日大東北高相撲部　無期限休部

郡山市にある日大東北高校の相撲部で、顧問の教諭が部員の生徒に暴力行為を繰り返していた問題で、高校は１９日朝、臨時の全校集会を開いて生徒に謝罪するとともに、
相撲部を１９日から無期限で休部にしました。
日大東北高校は１８日、記者会見を開き、相撲部の顧問で２０代の男性教諭がことし４月以降、けいこ中に１年生の部員に対し頭をゴム製のハンマーでたたいたり、
木製の柄のついたブラシで体をたたいたりする暴力行為を繰り返していたことを明らかにしました。
同じ部員に対しては５０代の男性コーチも、体の下にノコギリを置いた状態で腕立て伏せをさせていたということで、部員は７月に転校しています。
高校は、１９日朝、臨時の全校集会を開き、高校によりますと松井弘之校長が、「安心・安全な場であるはずの学校でこのような事態が起きて申し訳ありません」と生徒に謝罪したということです。
全校集会のあと、渡邉弘幸教頭は、「生徒は真剣な表情で話を聞いていた。引き続き問題の調査を行って再発防止に努めるとともに、生徒の心のケアにあたりたい」と話していました。
高校は、１９日から相撲部を無期限で休部にし、校内で同じような問題がないか調査することにしています。
2016年12月19日　19時18分




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