• 10 年前
2015.9.27 MBS 映像15

鋭い論調で日米政府に挑む沖縄の新聞社。
「沖縄の2つの新聞は潰さなあかん」、自民党議員たちの懇談会で人気作家がこう発言した背景には、名護市辺野古の米軍基地建設をめぐる安倍政権の苛立ちが見え隠れする。
権力に噛み付く「紙ハブ」と呼ばれてきた『琉球新報』。いま政権与党から敵視される新聞は、日々どんな思いで、なにを目指して記事を書いているのだろうか…。

今回、番組では『琉球新報』の編集局にカメラを入れ、1か月にわたって取材の様子と紙面づくりまでの動きを追った。眼光鋭い強面記者の集団かと思いきや、そこは笑いが絶えない自由な職場だった。休日は戦跡をめぐり、旧盆はエイサーに参加する記者たち。
ペンを武器にと駆り立てる理由。そこには戦争から今日まで70年間積もってきた沖縄の人々の「思い」に寄り添う記者たちの姿があった。新聞とは、メディアとは、どうあるべきなのか。沖縄の新聞作りから考えてみたい。

http://www.mbs.jp/eizou/

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