• 11 年前
福島テレビ制作 テレビ朝日系 2013.2.11。

あの日、雪さえ降らなければ・・
福島県飯舘村は、今も阿武隈山系ののどかで美しい村だったかもしれない。
村は、人口約6000人、福島第一原発からは30キロ以上離れ、原発の恩恵を受けることもなく独自の村作りをしていた。

しかし、2年前のあの日、福島第一原発から流れ出した強い放射性物質は、雪に巻き込まれる形で、静かに村に降り積もった。
多くの村人は、学者の「心配することはない」という言葉を信じた。

やがて、村は「計画的避難地域」となり全村避難、原発被害の悲劇の村として、
繰り返しメディアで紹介されるようになった。そんな中、菅野典雄村長は、“2年で帰村する”と宣言した。

あの日から2年、飯舘村はまた雪の季節を迎えている。飯舘村の人々はどう過ごしてきたのだろうか?
福島テレビは、突然降り掛かった災難で村を追われた美しい村の住民が、揺れ動く行政に翻弄され、離散生活に苦しみ、
除染や村のあり方を巡って対立しながらも、キボウを模索しつづける2年間を追った。

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