中国の春秋航空、茨城~上海の格安便を就航

  • 14 年前
中国の「春秋航空」が28日、中国・上海と茨城を週3往復するチャーター便を就航させた。

 春秋航空は中国でも有名な格安航空。「日本航空」や「全日空」の成田~上海便の往復運賃は、格安でも5万円を超えるが、春秋航空の航空券を日本の旅行代理店で購入すると、往復で3万6000円から5万9000円。座席数を増やすため、全部で180ある客席をすべてエコノミーにしている。水も100円と有料で、サービスをすべて有料にすることで航空運賃の低価格を実現させている。

 茨城空港の定期便は現在、国内線は「スカイマークエアラインズ」の神戸便のみで、国際線も韓国の「アシアナ航空」のソウル便だけ。茨城空港が赤字を少しでも解消するために打ち出した秘策が、この上海路線のチャーター便だった。上海では万博を開催中で、夏休みに日本から上海万博に行く観光客に狙いを絞っている。また、中国ではビザの発給が緩和されたため、日本に来る中国人観光客の需要も期待できると見込んでいる。

 このチャーター便は、7月28日から8月31日までの限定運航。9月以降も国交省に申請をしているが、うまく軌道に乗れば定期便にしたいという。

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