心のユニバーサルデザイン-おもてなしの心でやさしい空の旅を-(JAL)

  • 15 年前
お客さまの安全と快適な空の旅のために。
JALで働く一人ひとりに共通する思いです。

生まれたばかりの赤ちゃんからご高齢の方、外国の方まで、お客さま一人ひとりにとってやさしいJALを目指して。今回は「JALグループが取り組むユニバーサルデザイン」についてお話します。

JALグループが考えるユニバーサルデザイン。それは空港の表示を見やすくしたり、施設や設備を使いやすくし便利さだけを提供するものではありません。お客さま一人ひとりのストレスや不便に敏感になり、改善すべき点があればあらためる。私たちは「心のユニバーサルデザイン」をテーマに、商品やサービスを開発し、実践しています。

その取り組みのひとつが、サービス介助士の資格を取得したスタッフが常駐する、成田空港第二ターミナルのサポートカウンターです。カウンターの案内表示を大きくしてわかりやすくする工夫を施すのはもちろん、車椅子の方やご高齢の方、小さなお子さまがお手続きしやすいように、高さを低くして座りやすくしました。さらに、お客さまの足もとを見やすくしたすりガラスを設置して、お客さまのご様子がよくわかるようにするなど、細部にまで配慮しています。

ユニバーサルデザインの考え方は、空港だけでなく機内にも取り入れられています。

例えば、2007年に国際線に導入されたプレミアムエコノミークラスのシート。テーブルの面積を広げることで、お食事や読書など機内での時間をゆったりとした気分で楽しめるようにしたうえ、シートコントロール操作を容易にする大小のボタンは押した感触にもこだわるなど、使いやすさだけではない五感に響くユニバーサルデザインを目指しています。

このシートの開発に集まったのは、JALの商品企画チームや客室乗務員、整備士など空のスペシャリストたちとユニバーサルデザインの第一人者である中川聰氏。それぞれがお客さまの立場から考え、12時間にわたる長時間の着座テストを何度も繰り返しながら開発しました。

一人ひとりのお客さまにやさしい空の旅を。そのために、私たちはユニバーサルデザインへの取り組みを積み重ねながら、全てのサービスに広げていきたいと思っています。

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