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  • 2 days ago

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00:00:00Wild Life
00:00:01東アフリカに広がるセレンゲティ大平原
00:00:07世界的にも有名な野生動物の宝庫です
00:00:22アフリカゾウやキリンなど
00:00:25哺乳類だけで50種以上が暮らすと言われています
00:00:29そんな中
00:00:37この草原で最も観察が難しい大型肉食動物が
00:00:42ヒョウです
00:00:45凛々しい姿は
00:00:49訪れた人々が一度は見たい憧れの存在です
00:00:53ファイナルのスーパースター
00:00:56ヒョウは茂みや木の上に潜み
00:01:10めったに姿を見せません
00:01:12進出鬼没のハンターと言われます
00:01:16そのため暮らしぶりもはっきりとは分かっていません
00:01:23今回
00:01:32そんなヒョウの貴重な情報を手に入れました
00:01:36ある岩山に子育て中のメスがいるというのです
00:01:45現れたのは
00:01:52お母さんと生後3ヶ月ほどの小さな子供
00:01:56取材班はこの母子の長期密着に成功しました
00:02:05見えてきたのは
00:02:13特殊な地形を利用した
00:02:16ヒョウならではの驚きの狩り
00:02:18夜のヒョウも追跡
00:02:30狙うのは意外な相手でした
00:02:32やる 走った 走った
00:02:36さらに
00:02:40大きな敵と果敢に戦う
00:02:44母親の姿まで捉えました
00:02:47今回のヒョウは奇跡ですよ
00:03:00母子を通して知られざるヒョウの暮らしに迫ります
00:03:08ここは東アフリカ
00:03:22タンザニアに位置するセレンゲティ国立公園です
00:03:27セレンゲティとは
00:03:35この地で遊牧生活を営むマサイの人々の言葉で
00:03:40果てしない平原という意味
00:03:43広さは日本の四国に匹敵します
00:03:48こちらはヌートシマウマの大群
00:03:55セレンゲティには大型の哺乳類だけで300万頭以上が暮らすと言われています
00:04:07この草原でヒョウの撮影に挑むのは橋場ディレクターと口紙カメラマン
00:04:13アフリカでの取材経験は30年以上
00:04:21これまで数多くの野生動物を撮影してきました
00:04:26さらにドライバーとして加わるのはジェレミア・マチャさん
00:04:36二人からの信頼は厚く動物を発見する能力に長けています
00:04:42まずは広大な大地でヒョウを見つけなければなりません
00:05:12おや?木陰に何か座っています
00:05:23ライオンです
00:05:26ライオンはセレンゲティ平原で最大の猫科動物
00:05:33体重は250キロに達します
00:05:42こちらはメスと子供たち
00:05:46ライオンは猫科では唯一群れを作って暮らしています
00:05:52さらに草原を進むと
00:06:03何か発見
00:06:07草食動物のトムソンガゼル
00:06:13その奥
00:06:18チーターがいます
00:06:20地上最速のハンターです
00:06:23ガゼルを狙っているようです
00:06:31捕らえました
00:06:52見事な腕前です
00:06:54食べ始めたのは1歳ほどの子供たち
00:07:04あと半年も経てば独り立ちです
00:07:08チーターは
00:07:12瞬速を生かせる草丈の低い草原を好んで暮らしています
00:07:17しかし肝心のヒョウは見つかりません
00:07:29実はライオンやチーターとは違った習性を持っています
00:07:33移動するときに
00:07:42自分の姿が見えないように隠れて移動するので
00:07:48近くを通ってもなかなか発見できません
00:07:52セレンゲティに暮らす大型猫科動物は3種
00:08:00ヒョウは群れを作らず最も小柄で
00:08:05体長は平均130センチほど
00:08:08そのためライバルや敵から身を隠せる場所を好むのです
00:08:16見つけるにはある場所を重点的に探します
00:08:31いや今ね木を一本一本確かめてるんですよ
00:08:37木の上にいれば何とか見つけるので
00:08:40過去取材班はこの方法で何度もヒョウを見つけてきました
00:08:48間違いないヒョウだ
00:08:52こちらがその姿
00:08:58身を隠せる木の上で食事や休息をとるのです
00:09:06体にも見つけにくい理由があります
00:09:14ロゼッタと呼ばれる反転模様です
00:09:24チーターにも反転がありますが
00:09:32ヒョウではそれぞれが輪っかのように複雑
00:09:35周囲に溶け込みやすいのです
00:09:38夕方
00:09:47あ、ヒョウ見つけました
00:09:54ようやく発見
00:09:58枝から垂れたヒョウの尻尾が分かりますか
00:10:07ところが
00:10:12ヒョウは発見が難しい上
00:10:20用心深さも断トツ
00:10:22見慣れない相手を容易に近づけません
00:10:26一度見失うとまた探し直し
00:10:36撮影は至難の技なのです
00:10:39探すのに撮影日数のほとんどを費やして
00:10:46肝心の撮影ができないことが何回もあるんですね
00:10:49そういう時には本当に苦しくて
00:10:52そういう撮影自体がうまくいかないことが非常に多いんですね
00:10:57今まで5本ぐらい作ってますけど
00:11:01大体入手になって次は違う別のヒョウとかっていう風にして
00:11:06草原ではひとたびヒョウが見つかると
00:11:12サファリカーが集まって行列ができるほど
00:11:16美しい孤高のハンターであり
00:11:23滅多に見られないヒョウ
00:11:25観光客からの人気は絶大です
00:11:29観察が難しいヒョウ
00:11:50セレンゲティ国立公園では
00:11:54草原に自動撮影カメラをいくつも設置して
00:11:57生息数を調査してきました
00:12:00これによるとヒョウの数は
00:12:0810キロ四方にわずか5頭
00:12:11それぞれ縄張りを持っているといいます
00:12:14ですが詳しい行動範囲や
00:12:21実際の暮らしぶりははっきりとは分かっていません
00:12:252024年10月
00:12:37そんなヒョウの追跡が大きく変わる出来事がありました
00:12:42ドライバーのマチャさんが
00:12:47ある貴重なヒョウの姿を目撃したのです
00:12:512キロ四方にわずか8時間を使っています
00:13:042キロ四方にわずか9時間がある
00:13:072キロ四方にわずか10時間がある
00:13:082キロ四方にわずか10時間がある
00:13:10Then they give she come out for sun and then after some few hours then she disappear back to the rocks
00:13:20Hyo no出産時期は決まっていません
00:13:28子供を産むと頑丈な岩の隙間などに隠して育てるといいます
00:13:33進出起没のひょうですが子育て中のメスだけは一箇所に留まる可能性が高いのです
00:13:45これはねすごい情報なんですよ
00:13:50まず小さいっていうことがあるので移動しない
00:13:54今すぐ行けば逃すことがない
00:13:57それから成長していく過程が見られるすごいチャンスです
00:14:01母子を見たという場所へ向かいます
00:14:06ちょうどセレンゲティ国立公園の中央部です
00:14:20目の前に岩山が見えてきました
00:14:23ここが目撃現場
00:14:27現地ではスワイコピーと呼ばれています
00:14:32マチャさんが見たのは緑に囲まれた岩の上だといいます
00:14:47結構大きな岩山ですね
00:15:00そそり立つスワイコピー
00:15:10高さ15メートルはありそうです
00:15:13コピーとは小さな丘を意味し
00:15:22セレンゲティ国立公園に点在しています
00:15:26コピーは主に花崗岩からなります
00:15:38頑丈で周囲を見渡せる砦のような場所です
00:15:44近くの木の上に手がかりを見つけました
00:15:57何かがぶら下がっています
00:16:04黒っぽい角が見えます
00:16:09ガゼルのようです
00:16:15氷の仕業に違いありません
00:16:17ここに縄張りを構えていることは確実です
00:16:22コピーの前で現れるのを待ちます
00:16:29岩の下
00:16:41何か動いています
00:16:44見つけました
00:16:50氷です
00:16:51軽やかな身のこなし
00:17:02メスのようです
00:17:05後ろから子供が出てきました
00:17:17推定で生後2ヶ月ほどのメスの子供です
00:17:28岩の隙間の巣穴から出るようになって
00:17:31まだ間もない時期
00:17:33大変貴重な姿です
00:17:37もう一匹見たという子供は
00:17:44すでに命を落としてしまったのでしょうか
00:17:52取材班はこの子を岩山にちなんで
00:17:55スワイと名付けることにしました
00:17:58まだ幼いスワイ
00:18:07寝る時間の方が多いようです
00:18:10おや?
00:18:17母親がコピーを離れていきます
00:18:20近くに生えた木におしっこ
00:18:28マーキングをして自分の縄張りを主張しています
00:18:32こうして岩山を他のひょうから守るのです
00:18:38今度は別の木に登りました
00:18:46高いところからコピーの周りを見渡しています
00:19:01木を降りて茂みの方へ
00:19:10ひょっとして獲物を見つけたのでしょうか
00:19:1410メートルほど離れたところにリードバックがいます
00:19:29ガゼルとともにひょうがよく狙う獲物の一つです
00:19:34竹の高い草むらへ迂回しました
00:19:44ひょうはチーターほど足が速くありません
00:19:51ギリギリまで隠れて近づき
00:19:54距離を詰めて一気に仕留めるのです
00:20:04リードバックまでわずか3メートル
00:20:34首に一撃
00:20:40一瞬で仕留めました
00:20:43突然獲物をくわえて走り出します
00:20:55なんと重さ30キロ以上あるリードバックを
00:20:59顎の力で木の上に運び上げました
00:21:02急いだ理由は木の下にありました
00:21:11天敵のハイエナが迫っていたのです
00:21:23ひょうは自分の獲物を横取りされないよう
00:21:27急いで樹上へ運んだようです
00:21:29木に登れないハイエナ
00:21:41手も足も出せず諦めました
00:21:45広い草原を好むチーターの場合
00:21:54こうは行きません
00:21:56シマウマを捕まえています
00:22:01ハイエナが来ると
00:22:14譲ってしまいました
00:22:16広い草原では獲物を奪われることが日常茶飯事
00:22:23厳しい競争にさらされます
00:22:27小柄なヒョウは木の上に進出することでこうした争いを避けることができます
00:22:39食事はもちろん見張りや休息も木の上
00:22:49ヒョウにとって安全な場所なのです
00:22:53お腹を満たすと再びコピーへ戻っていきます
00:23:18低い声で鳴きました
00:23:20奥からスワイが出てきます
00:23:24母親の声を聞いて外へ出てきたようです
00:23:32授乳を始めました
00:23:42この時期まだお父で育ちます
00:23:46母親は
00:23:49狩りをしては岩山へ戻ってくるようです
00:23:53母子は取材班を気にする素振りはありません
00:24:09ヒョウではとても珍しいことです
00:24:14驚いたことに取材者を全く警戒しないんです
00:24:23なので自然な姿をしています
00:24:27この母子に密着すれば
00:24:35ヒョウの知られざる暮らしぶりが見えてくるはずです
00:24:39ワイルドライフ
00:24:5111月
00:24:58セレンゲティは雨季の始まりです
00:25:02草原の奥を厚い雲が雨を降らせながら動いていきます
00:25:11こちらは寒気の間
00:25:21雨が降ると数日で緑の草原へ変化します
00:25:31セレンゲティはみずみずしい季節を迎えます
00:25:55こちらはソーセージの木
00:26:12細長い果実がなっています
00:26:19ソーセージのような外見が木の名前の由来です
00:26:24果実は草原に暮らす猿たちの好物
00:26:32もぎ取ってはかじりつきます
00:26:35雨季
00:26:50ヒョウの母子がいる平原中央部にやってくる生き物がいます
00:26:56オグロヌーです
00:27:01数百メートルもの行列を作っています
00:27:06100キロも離れた平原の北部から一斉に南下してきました
00:27:18雨で芽吹いた草を食べるためです
00:27:23こちらは空から見た草原です
00:27:36いくすじもの黒い行列は全てヌー
00:27:41ヌーはより新鮮な草を得るため
00:27:551年かけてセレンゲティ平原を一周します
00:28:00その数
00:28:09およそ150万頭とも言われています
00:28:13毎年3000キロに及ぶ旅を繰り返しているのです
00:28:24トムソンガゼルも平原の中央部へやってきました
00:28:50ガゼルもまた草を求めて移動します
00:28:53ヌーとともに数十万頭が南を目指すのです
00:28:59こちらは生まれたばかりの赤ちゃん
00:29:07この時期メスの出産が始まります
00:29:11まだヘソの尾が見えていますが
00:29:21すぐに自分の足で立ち上がろうとします
00:29:24食べ物豊かな草原で成長し
00:29:40親と一緒に南へと旅を始めるのです
00:29:46貴重なヒョウの母子を発見した取材班
00:30:03撮影チャンスを増やすため
00:30:07二班体制での追跡を始めることにしました
00:30:11ドライバーはセレンゲティに通って20年のベテラン
00:30:35シャイブさんです
00:30:36ヒョウの母子がいるスワイコピーに到着
00:30:52早速撮影開始です
00:30:56お母さんヒョウがいました
00:31:07朝からのんびりとしています
00:31:11飛び出してきたのはスワイ
00:31:18生後3ヶ月ほどになりました
00:31:24活発に動くようになっています
00:31:36岩山の下の草地に出てきました
00:31:43すると
00:31:49お母さんが飛びかかりました
00:31:53これは獲物を捕まえる動き
00:32:01どうやらスワイに対し狩りの訓練を始めたようです
00:32:09今度はスワイが追いかけています
00:32:21見よう見まねでお母さんに飛びかかります
00:32:38ヒラリと交わすお母さん
00:32:48スワイに追いかけさせて鍛えているかのようです
00:32:54おや?今度はお母さんヒョウが伏せました
00:33:05始めたのは忍び足
00:33:14獲物がいるのでしょうか
00:33:17すると
00:33:24スワイも真似をしています
00:33:29お母さんの行動を見て学ぶようです
00:33:37こうしてスワイは獲物を捕る術を少しずつ身につけていきます
00:34:07さらに貴重な行動を捉えました
00:34:13スワイが茂みの中で激しく動いています
00:34:21一体何事でしょうか
00:34:29何か加えてますね
00:34:32よく見るとハイラックスです
00:34:40ハイラックスはコピーを主な住処にする小動物
00:34:47ここスワイコピーには数多く暮らしています
00:34:51それをお母さんヒョウが捕まえ
00:35:00お父の代わりに与えたのです
00:35:03スワイが戸惑いながらも噛みついています
00:35:13およそ30分後
00:35:23食べ始めました
00:35:30観察ではこれがスワイが初めて肉を食べた瞬間
00:35:36大人への大きな一歩です
00:35:41スワイとしばらく過ごしたお母さん
00:35:51そろそろ狩りに向かうようです
00:35:54スワイは安全な岩山を離れず帰りを待ちます
00:36:03お母さんヒョウがやってきたのはスワイコピーから1.5キロほど北にある広い草原です
00:36:15目当ては平原の北部から移動してきたガゼルの群れ
00:36:28忍び寄ります
00:36:40ですが隠れる場所はごくわずか
00:36:48足の速さではガゼルが勝ります
00:36:54大丈夫でしょうか
00:36:581頭が気づいてしまいました
00:37:10他の仲間も逃げ出します
00:37:22見通しのいい草原で瞬速のガゼルを捕まえることは簡単ではありません
00:37:28しばらくすると
00:37:38深い茂みに身を隠してしまいました
00:37:44草原にえぐれたような溝が見えてきました
00:38:05ここはあれですね 干上がった川ですね
00:38:19雨季に降る激しい雨が草原に深い水を作っているのです
00:38:30その長さは3キロ以上続いています
00:38:46そんな溝の底
00:38:48お母さんヒョウがいました
00:38:51ここを歩いてガゼルに近づいていきます
00:38:58食事をするガゼル溝にいるヒョウが見えていないようです
00:39:04おや歩みを止めました
00:39:15どうするのでしょう
00:39:25待つこと1時間
00:39:28食事場所を変えようとガゼルの群れが近づいてきました
00:39:33身を隠すお母さんヒョウ
00:39:40そのすぐ近くまでやって来ました
00:39:46ガゼルが溝を渡ります
00:40:00おや?
00:40:07お母さんヒョウです
00:40:10ガゼルが溝に入るのを待って飛びついたのです
00:40:16ガゼルが溝に入るのを待って飛びついたのです
00:40:23ガゼルだガゼル捕まえてる
00:40:29ガゼルは成功
00:40:35木の上だけでなく地形まで狩りに生かすとは驚きです
00:40:44火上がった川は何本も伸びています
00:40:49観察によってお母さんヒョウはこうした溝を主な狩りの場にしていることが分かってきました
00:41:10朝方
00:41:12捕まえたガゼルの子供を岩山に持って帰ってきました
00:41:18スワイがガゼルの肉に飛びついています
00:41:30離乳が進むスワイに運んできたのです
00:41:37小動物のハイラックスからガゼルへ
00:41:47食べる獲物が白いに大きくなっていきます
00:41:51お母さんヒョウは2日に1度は狩りを成功させスワイのもとへ運びます
00:42:04観察を始めておよそ1月
00:42:18草原にひょうを脅かす強敵がやってきました
00:42:34ライオンはヌーの群れを主に狙います
00:42:52ライオンはヌーの群れを主に狙います
00:42:56ヌーが大移動してくるとライオンもそれを追いかけて移動してくるのです
00:43:04岩山の近くにもすっかり居座っています
00:43:18ある朝スワイコピーにヒョウの母子の姿がありません
00:43:30この時はやっぱり潜んだ風が安全だからな
00:43:39絶対出ては来ると思うんですよね
00:43:42探すしかないですねぐるぐる回って
00:43:44いずれ絶対出てくるんです
00:43:46お母さんヒョウの狩場
00:43:59干上がった川を探しますが気配はありません
00:44:04そんな中無線から情報が入りました
00:44:21スワイコピーでヒョウとライオンが見つかったのです
00:44:25ライオンがヒョウを追い払ったのです
00:44:32もしかしたらお母さんってどうかもしれません
00:44:36スワイコピーのすぐそば
00:44:41見てヒョウを右側
00:44:47右側のグラヨン
00:44:49ヒョウがいました
00:44:58どこか見ています
00:45:02あれお母さんヒョウですね
00:45:05お母さんヒョウ
00:45:0750メートルほど先
00:45:13ライオンです
00:45:22追われた後でしょうか
00:45:24ライオンを警戒し続けています
00:45:27ライオンが方向転換
00:45:38ヒョウから注意をそらしたようです
00:45:41お母さんは身を伏せて逃げ出しました
00:45:53ここは危険です
00:46:07普段と違って口を大きく開けて息苦しそうですよほどライオンを恐れている様子
00:46:31岩山を離れます
00:46:35スワイは大丈夫なのでしょうか
00:46:401キロ以上離れた小さな茂み
00:46:47なんとスワイが出てきました
00:46:54日に日にライオンが増えてきたことであらかじめスワイを移動させていたのです
00:47:02お母さんヒョウが起点を聞かせていました
00:47:09再び移動する母子岩山を離れることにしたようです
00:47:16お母さんヒョウが起点を聞かせていました
00:47:23再び移動する母子岩山を離れることにしたようです
00:47:39ここは取材班の撮影拠点
00:47:58研究者の宿泊施設を借りて生活しています
00:48:05研究者の宿泊施設を借りて生活しています
00:48:11これ僕たちがシャワーする時のお湯を作る装置です
00:48:19下で巻きくべて上のタンクから水回りに来て
00:48:26それが各部屋に供給されているという
00:48:29すごくシンプルな湯沸かし器です
00:48:34使う巻は身近にあるものを利用します
00:48:41さらに薪を燃やした炭はある重要なことに使います
00:49:04何やらトランクケースのような大きな箱を持ってきました
00:49:11墨の上に置くと上からの墨をかけて熱を加えます
00:49:27これ一体何だと思いますか?
00:49:34この方撮影隊のコックを務めるチャールズさん
00:49:42今度は古い紙も使って温度を上げていきます
00:49:49さらに待つこと20分
00:49:57箱を開けました
00:50:16中から取り出したのはパン
00:50:23滞在中の主な食料です
00:50:27実はこの箱、チャールズさん愛用のオーブンでした
00:50:36火と薪があればどこでも調理ができます
00:50:45こうした工夫がセレンゲティでの撮影を支えています
00:50:57めっちゃおいしいですね
00:50:58おいしい
00:50:59うん
00:51:00雨季、生き物たちが増える平原の中央部
00:51:12小柄なひょうには思いがけない危険があります
00:51:27こちらは草原で見つけた別のひょう
00:51:34大人のオスです
00:51:39川べりを歩いて獲物を探しています
00:51:57何か見つけたようです茂みで止まりましたところがオスが戻ってきます様子が変です何かを恐れています
00:52:25来た、来た、来た、来た、後ろ側が来た
00:52:35何目だ?
00:52:365メーター、3メーター
00:52:39なんとヒヒに追われていますオスは茂みに逃げ込みました追いかけたのはサルの仲間アヌビスヒヒ時に100匹を超える群れを作ります
00:52:57追いかけたのはサルの仲間アヌビスヒヒ時に100匹を超える群れを作ります
00:53:12今ヒョウがこの茂みの中に隠れている様子ですいやヒヒ強いっすねヒョウはヒヒの子どもを襲うことがありますそのためヒヒはヒョウを見つけると集団で攻撃するのです
00:53:32猿で襲われるとヒョウは太刀ち撃ちできません
00:53:47茂みの反対側から逃げていきます
00:53:54In fact, the enemy is a lion, but it is not the only one of them.
00:54:07The lion is the only one of them.
00:54:14Where did he go?
00:54:17The river was found that the river was
00:54:25in the middle of the river.
00:54:37The river was only moving in the middle of the river.
00:54:40痛いです2日ぶりの発見無事に過ごしていたようです
00:55:00
00:55:02
00:55:04母さん氷もいます。
00:55:15ここはスワイコピーから2キロほど離れた、
00:55:19干上がった川の一角。
00:55:22母子は身を隠しやすい溝に避難していたのです。
00:55:34スワイが草原で過ごすのは初めて。
00:55:40お母さんにくっついてはしゃいでいます。
00:55:58しばらくしてお母さん氷が溝を走っていきます。
00:56:04スワイもついていくようです。
00:56:10お母さん氷が溝を伝って近づいたのは。
00:56:21ガゼルの群れ。
00:56:27狩りのチャンス。
00:56:29早速待ち伏せます。
00:56:31ところがスワイが草原へ出てしまっています。
00:56:37これではガゼルから丸見え。
00:56:47見かねたのか、お母さん氷が歩み寄ります。
00:56:54見かねたのか、お母さん氷が歩み寄ります。
00:57:04ですが、時すでに遅し。
00:57:07ガゼルが逃げています。
00:57:17狩りは失敗。
00:57:18スワイはまだまだ経験不足です。
00:57:23一向に溝に戻ろうとしないスワイ。
00:57:38一向に溝に戻ろうとしないスワイ。
00:57:45しかったのでしょうか。
00:57:47お母さんが呼び戻します。
00:57:51こうした中、スワイを連れて向かったのは、
00:58:07干上がった川沿いにある大木。
00:58:11高さ5メートルはあります。
00:58:14スワイはついていけません。
00:58:33スワイが鳴きますが、お母さんは何も答えません。
00:58:43自分の力で登らなければいけないようです。
00:58:55スワイが幹にしがみつきました。
00:59:02お母さんのいる枝を懸命に目指します。
00:59:07何とかたどりつきました。
00:59:26お母さんが迎えます。
00:59:29木登りは草原でまず身につけなければならない技術。
00:59:35まるでスワイへの特訓です。
00:59:44草原に出たことで、母子はさまざまな行動を見せるようになってきました。
00:59:57そこで取材班は、新たな作戦をとることにしました。
01:00:04まあ夜ね、夜に動く可能性もあるんで、それから夜に向けて撮影していきます。
01:00:132班が交代して、夜も観察することにしたのです。
01:00:26準備したのは、サーマルカメラ。
01:00:29体温を感知して映し出すことができます。
01:00:34一体、どんな姿が見えてくるのでしょうか。
01:00:49もうじき7時です。
01:00:51日が落ちてきて、ライトがないと、氷を追跡することができない時間です。
01:00:59画面に白く映っているのは、サーマルカメラで捉えたお母さん氷です。
01:01:11単独で草原へと出ていきます。
01:01:18こちらはスワイ。
01:01:21安全な木の上に残っています。
01:01:23近くにいたのは、アフリカゾウ。
01:01:41氷を警戒しているのでしょうか。
01:01:44氷の目は、わずかな光でもものを捉えることができます。
01:01:54そのため、夜も視覚に頼って行動できるのです。
01:01:58saneを指摘しておくと悪い冷ましています。
01:02:12獲物を見つけたのでしょうか。
01:02:15It's going to start a fight.
01:02:27But, it's the one that I can't imagine.
01:02:34The Ardolf is the Ardolf.
01:02:38アードオルフはハイエナの仲間シロアリなどの昆虫を好んで食べるユニークな動物ですそれを獲物にするのでしょうか?
01:03:03近づいてる近づいてる
01:03:16アードオルフはヒョウの接近に気付いていないようです
01:03:31はい来たヒョウ追っかけてる
01:03:39果たして
01:03:46走った走った
01:03:54ああ逃げ足が速い
01:04:00狩りは失敗
01:04:06逃げられてしまいました
01:04:12ですが昼間とは全く異なる獲物を狙っていました
01:04:22実はヒョウは意外なものまで食べることが知られています
01:04:34こちらはその一端を捉えた映像です
01:04:42茂みの奥のヒョウ
01:04:48飛びつきました
01:04:50ネズミを捕まえたのです
01:04:54小柄なヒョウはネズミや小さなトカゲまで狙って食べるといいます
01:05:04さらにこちらでは
01:05:16ハゲワシがあさる死肉を横取り
01:05:20機会があれば新鮮な肉以外も食べてしまうのです
01:05:26過去セレンゲティで行われた調査ではヒョウの食べ物は30種に及びましたこの数はライオンの2.5倍チーターの4倍にもなります
01:05:48木を利用するだけでなく獲物の幅広さもまた今日の際立った特徴なのです
01:06:10子育てのため昼夜を問わずに獲物を探すお母さん
01:06:20ですが苦労はそれだけではありません
01:06:33現れたのはアヌビスヒヒ
01:06:37ヒョウを目の敵にしているためヒョウの子供を殺すこともあります
01:06:46ヒヒが相手では木の上も危険
01:06:55急いでスワイを茂みに呼びます
01:06:59隠れてやり過ごすしかありません
01:07:02どんどん近づいてきます
01:07:09お母さんヒョウはすぐそば
01:07:11お母さんヒョウはすぐそば
01:07:18この声気づかれてしまいました
01:07:20その時
01:07:24お母さんヒョウはすぐそば
01:07:26この声気づかれてしまいました
01:07:32その時
01:07:33お母さんヒョウが突進
01:07:40なんと戦っています
01:07:45スワイに近づけさせないと
01:07:47体を張ってヒヒを食い止めたのです
01:08:00スワイに近づけさせないと
01:08:02体を張ってヒヒを食い止めたのです
01:08:04スワイに近づけさせないと
01:08:06体を張ってヒヒを食い止めたのです
01:08:10ヒヒがひるんだ隙に自分も逃げました
01:08:16お母さんヒョウを探すヒヒたち
01:08:27どうやら諦めた様子
01:08:42引き返していきます
01:08:442時間後
01:08:50隠れていたお母さんヒョウが出てきました
01:08:53スワイは無事です
01:09:00命がけで我が子を守りました
01:09:07ヒョウにとっても草原にはたくさんの危険があるのです
01:09:13ヒョウにとっても草原にはたくさんの危険があるのです
01:09:19セレンゲティ平原で見えてきた厳しくも豊かな母子の営み
01:09:38一方でヒョウの暮らしが新たな局面を迎えている地域があります
01:09:50母子のいる場所からおよそ50キロ
01:09:57セレンゲティ国立公園と接する村です
01:10:09近年村の拡大に伴いある問題が起こっています
01:10:16ヒョウが村にいる家畜のヤギを襲って食べているというのです
01:10:33もともとヒョウの生息地だった地域に人間が進出することで
01:10:42こうした衝突が起こっているといいます
01:10:45実は今タンザニアではウサンギラさんら専門家がヒョウの保護プロジェクトを立ち上げています
01:11:09それがGPSによる調査
01:11:15村に出没するひょうに発信機を取り付け行動を調べ始めたのです
01:11:22発信機の装着から10日
01:11:29電波を頼りに初めて直接観察に挑みます
01:11:39電波の発信源は民家のそばにある放牧地でした
01:11:50電波が示すひょうの位置はすぐ脇にあるこの茂みこんな近くの狭い茂みに潜んでいたのですところが少しも動く気配がありません
01:12:11研究者が確認に向かいます
01:12:19見つけたのは発信機のついた首輪
01:12:24力の強いひょうが鋭い爪で外してしまったようです
01:12:31ひょうの調査は一筋縄ではいきません
01:12:40ですが貴重なデータが残っていました
01:12:53地図上の黄色い点がここ10日間のひょうの位置です
01:12:59ほとんどの時間を村の中心地からわずか2キロ圏内で過ごしていました
01:13:08発信機の首輪が見つかったのはひょうが最も出没していた場所の一つ
01:13:15民家のこんな近くで2日間居座り飼育場にいる家畜を襲っていたようです
01:13:22しかしひょうを見た人は誰もいませんでした
01:13:27GPSによって場所と時間が記録されたことでひょうの行動が分かり始めてきました
01:13:48今後は出没しやすい場所へレンジャーを派遣し
01:13:57氷を遠ざけるなど対策ができるといいます
01:14:01人間活動によって生息地を失う氷
01:14:23その暮らしを守りながら共存していく道が模索されています
01:14:3012月
01:14:42氷の母子が暮らすセレンゲティ平原の中央部では激しい雨が降るようになります
01:14:53Heraが降るようになるようになります
01:15:16Heraだ
01:15:19This is the time of the time, the mother of the mother, the new試練 will be followed.
01:15:36〈いつもの刈り場で獲物を探すお母さんヒョウ〈しかしこれまで数多くいたガゼルが全く見当たりません〉
01:16:02ヌーシマンはそれからガゼルみんな移動してもういなくなってしまいました
01:16:12寒酸とした草原
01:16:18ヌーやガゼルなどの草食動物は大移動を続けセレンゲティ平原の南へと旅立ってしまったのです
01:16:30子育て中のお母さんにとっては大ピンチです
01:16:42風霜から匂いも頼りにしながら獲物を探します何か見つけたのでしょうか
01:17:00リクリクです季節移動せずに暮らす草食動物ガゼルよりも小ぶりですが貴重な獲物です
01:17:12茂みの陰で待ち伏せ
01:17:24失敗です素早いリクリクを捕まえられません
01:17:40スピードに頼った狩りはヒョウの得意とするところではありません
01:17:47さらにいつも待ち伏せに利用していた狩り場の溝にも変化がありました
01:18:05この間まで冷やがってた川水がたまってますね川になってますこれ
01:18:19原因は激しい雨ですこれではお母さんヒョウが身を隠して獲物を待ち伏せることができません
01:18:37草原に姿をさらして狩りの機械を探るほかありませんそんなヒョウを邪魔するものがいます
01:18:54けたたましい声草原に暮らすキジの仲間ホロホロチョウです群れで肉食動物を警戒します跡をつけてきましたホロホロチョウの声はほかの動物にも表現されています
01:19:22ほかの動物にもヒョウの存在を知らせてしまうのですやっかいな相手です狩りができないまま3日が過ぎました
01:19:45何か獲物を取らなければ母子は飢えてしまいます突然狩りの態勢に入りました何か捕らえました
01:20:13ウサギですこれまでの観察ではまず狙うことのなかった小動物です
01:20:25ひと口も食べることなくまっすぐどこかへ運びます溝の近くの大木まで来ると
01:20:47呼びかけたのはスワイでした帰りを待つ我が子の食事を優先したのです
01:21:05お母さんが離れた茂みに置いたウサギ匂いを嗅いで探します
01:21:19これも狩りの訓練のようです
01:21:29見つけました上手に加えると
01:21:38すぐに食べ始めますよほどお腹が空いていたようです
01:21:45幅広い植生がひょうの暮らしを支えているのです
01:21:57今度は自分の獲物を探すお母さん
01:22:17この声はホロホロ町の群れです
01:22:27こう騒がれてはたまったものではありません
01:22:35そんな中お母さんヒョウが忍び寄りを始めました
01:22:50何が狙いなのでしょう空中でキャッチ獲物はなんとホロホロ町です
01:23:15油断していた群れの一羽に飛びついたのです
01:23:28こんなアクロバティックな明かりを見せるとは驚きです
01:23:34小さな体を生かした軽技で飛ぶ鳥まで捕まえてしまうヒョウ
01:23:55どんな場所でも獲物を見いだします
01:24:02サバンナを生き抜く底知れない能力を見ることができました
01:24:21スワイは生後4か月ほどに成長しました
01:24:40体が少し大きくなり歩く姿も大人っぽくなったでしょうか
01:24:55木の上でお母さんが食べている肉を狙っています
01:25:10わぁとりあいどんどん食欲旺盛になっていきます
01:25:25自分のものにした肉
01:25:31うまく運んで食べています
01:25:34木の上での食事も様になってきました
01:25:38木の上での食事も様になってきました
01:25:41さらにこちらでは
01:25:52スワイが一人大木を登っていきます
01:26:04上へ上へ自分の力を試しているようです
01:26:17お母さんヒョウが行ってしまいます
01:26:30おや?降りるのはまだ得意ではなさそうです
01:26:39自分なりに木登りのコツをつかんでいきます
01:26:442か月前と比べると大きく成長した姿を見せてくれました
01:27:01これまでずいぶんヒョウとは付き合ってますけど
01:27:11今回みたいに長期にわたって見続けられたというのは初めてです
01:27:16本当すごいですね
01:27:18ヒョウの母子が一緒に過ごすのは2年ほど
01:27:25スワイは狩りや危険から逃れる術を次々とお母さんから学び
01:27:34生きる力をつけていきます
01:27:37お母さんの教えをちゃんと守るっていう
01:27:40基本的な生存戦略を身につけているあの子どもは
01:27:46これからだからずっと増えれば
01:27:48あの子どもが成長していく過程もずっと見ていきたいと思ってます
01:27:52今回のヒョウは奇跡ですよ
01:27:56セレンゲティ平原に潜むヒョウ
01:28:04自然環境を巧みに狩りに利用し獲物を仕留めます
01:28:12数多の敵とは時に大胆に渡り合います
01:28:19小さな体をフル活用してたくましく生き抜くハンターなのです
01:28:49地球上に大繁栄する哺乳類
01:29:03その知られざる生態に迫ります
01:29:06放送はNHKBS28日月曜夜7時30分
01:29:11BSスペシャル
01:29:16人間が入り込めるかどうかのギリギリの世界写真家が極限の世界に見いだした光とはスポーツヒューマンスノーボード平野歩夢
01:29:33オリンピック連覇への高い壁もがき続ける日々に密着した
01:29:41もう一度日本を見つける私を見つける新日本ふどき
01:29:55みんな一度日本の海外を見つけるのは
01:29:58きっと一度日本の海外に避ける時に
01:30:00感謝します
01:30:02ご視聴ありがとうございました
01:30:05アナウンスノーボード平野歩夢
01:30:07きっと一度日本の海外に向きとく
01:30:10持っている大きなブロード平野歩夢
01:30:12子を知らずに生きて下さがり
01:30:14どうしても死づけますか
01:30:16また世界一度日本の海外に運ばされている
01:30:17世界の補足を行くすべて

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