Category
📺
TVTranscript
00:00Teleto
00:30世界の中でも休養が足りていないという日本例えば睡眠時間も他の国と比べてかなり少ないというデータが出ていますさらに有給休暇の取得率も徐々に改善されてはいるものの依然として低いままですそんな中
00:55実は休養学っていう学問があるんだそうです考えたこともなかったな働き方改革が進む中休み方を変えることで生産性を上げていく攻めの休養が注目されています
01:12その極意とは世界の一流なんかは休養と教養を分ける傾向にあってパフォーマンス上げないとということで睡眠研修そこまでやるんだ
01:22日頃交わることのないビジネスパーソンたちがある一つの共通点のもと垣根を越え円卓を囲む
01:34直径3メートルの世界で繰り広げられる
01:40本音の語り合いその先に見えるのは日本の今かそれとも
01:48円卓コンフィデンシャル他者との遭遇
01:52終結したのは攻めの休養の最先端を知る4人
02:07まずは日本リカバリー協会のトップ
02:10片野秀樹さん
02:11大学や専門機関で休養の研究を進めてきた第一人者
02:18去年出版した休養学は16万部を超えるヒットに
02:25すごいなぁ嬉しい反面ですねこれあの私ですね16万の悩んでいらっしゃる方が手に取っていただいてるんだと思うんですね
02:34私は休養難民がたくさんいらっしゃるという風に言ってるんですね
02:38休み方がわからずにさまよっていらっしゃる方
02:40経済の分野では疲れすぎると経済的な損失も大きいんだ
02:44国家レベルで見てもっていますよね
02:472004年なんですけれども日本の経済損失で言うと1.2兆
02:52すごいね
02:532015年に日本リカバリー協会を設立して代表立地を務めていらっしゃる
02:59学問領域としての休養学というのがあると
03:03正直ですねないんですね
03:05それをですね作らなければいけないということで
03:07さまざまな学問をやられている先生方と一緒にですね立ち上げた
03:11続いては腰川真嗣さん
03:15企業の働き方改革と業務効率化のサポートを行っており
03:21これまで800社以上を見てきました
03:24腰川さんの著書
03:27世界の一流は休日に何をしているのか
03:32こちらも話題で売れています
03:36すごいな
03:37生産性が高まる休み方をどうしたのか
03:40どうするべきなのかということを日本では17万人の調査データ
03:43それから海外200万人のエグゼクティブにヒアリングをしましてまとめた本になります
03:47なるほど
03:47マイクロソフト出身の腰川さん
03:51猛烈な日々を通じ休養の大切さを思い知ったといいます
03:58ビルゲイスなんかとも一緒に仕事しましたけども
04:00もともと実は仕事大好き人間だったんですよ
04:02もう働きすぎて働きすぎて20代と40代でうつ病になるぐらい
04:06もう働きすぎちゃったんですよ
04:08そこから休み方を考えようということで
04:1110年20年研究して今の形に至っている
04:14なるほど
04:15ここで一つクイズを
04:18マイクロソフト時代上司に誘われて体験した
04:22あることがターニングポイントになったそうですが
04:25どれだと思いますか
04:27価値観が変わるといえばねスカイダイビング
04:32そうかそうかそうか
04:33でも火薬だったらおしゃべりしながら楽しく自然と触れれるから
04:40火薬かな
04:41じゃあ正解は
04:422番のバイクツアーですね
04:44このパターン多くない
04:46マイクロソフトの本社ってシアトルの郊外になるんですけど
04:50趣味なかったので休日も仕事してたんですけど
04:52ある副社長からですね呼ばれて
04:54ちょっとバイクの後ろに乗れって言われて
04:56後ろに
04:57そうなんですよその時にハーレーの後ろに乗って
05:00あの鼓動の音が今でも忘れられないんですけど
05:02その時の副社長が私に言った言葉はですね
05:05俺はこのハーレーに乗るために仕事してるんだって言ったんですよ
05:07なるほど
05:08そしてお前はな休日に仕事してるよなか
05:11野球は3アウトで交代だぞと
05:13お前は4アウト5アウトまで仕事してるからそれはずるいと
05:173アウトの中でたくさん点数を重ねるのが仕事だって言われたので
05:20その日から休日の仕事を一切やめました
05:22ワークライフバランじゃなくてワークライフハーモニーだと思うんですよ
05:27これを世界の一流に教えてもらった
05:29続いてはテレビ通販でおなじみジャパネットグループ
05:382015年に創業者の高田明さんから息子の秋人さんへ代替わりすると
05:45働き方休み方のルールを大胆に改革
05:50現場で引っ張るのが人事を統括する永谷幸子さんです
05:55ジャパネットさんってやっぱり全体的なイメージとして
05:59その日収録なり生放送なりっていう形で
06:03今必要なことが多そうだから
06:05なんとなく残業とか働き方大変そうとか
06:08そういったイメージあるんですけど
06:09実際のところどうなんでしょう?
06:11昔はそうでした
06:12ただ今はジャパネットの中にもいわゆるオフィス業務もあれば
06:16テレビのスタジオの業務もあるんですが
06:19どちらも共通で週に3日は農産業デーを取ってもらうようにしているので
06:24週3農産業デー多いですね
06:26それはどうやって可能になったんでしょう?
06:28絶対にその時間内で仕事を終えられるように
06:31農産業デーの日は本当にリアルにオフィス内に追い出しをする担当がいますし
06:38入りなさい
06:40そばにそうです
06:41あとはそれでただ帰って仕事を持ち帰っても意味がないので
06:46パソコンは会社から持ち出したら使えないように
06:51物理的に設定をしてまして
06:53そんなことできるんだ
06:54会社にいるその時間内でどうやってこの仕事を終えられるかという
06:58物理的な対策を掛け合わせながら実現をしています
07:01逆にちょっとストレスになったりしてないけど
07:03ちょっとだけやりたいみたいな
07:04なりそうですけどね
07:06最後の1分まで何とかやりたいという社員はやっぱりいますが
07:10シャットダウンするようにしているので
07:12シャットダウン
07:12面白い
07:13反発なかったんですかそれ
07:15最初はありました
07:17本当にできるのかという声も含めてなんですけれども
07:20徐々にやっていると
07:22試してみたら意外とできたというところで
07:24だんだんだんだんそれが当たり前になってきたのはあります
07:28一方不動産大手の三菱寺所
07:33エリアマネジメント部の三輪博美さんが2年前
07:37新規事業として仕掛けたのが
07:40シェア給与室というもの
07:43これ見たことある
07:45シェア給与室っていうのは
07:47いろんな企業の人が利用できるってことですか
07:48日常的にちょっと疲れてきたな生産性が落ちてきたなというときに
07:52短時間でチャージをするような機能を兼ね備えた施設が泊まり気になっております
07:57利用企業の皆さんはここに寝に来るんですか
08:00最近ですとコロナの後遺症の方ですとか
08:02あと妊娠中の女性なんかが来ていただいたりですとか
08:06なかなかやっぱりトイレで休むっていうことが多い中で
08:10男性はお昼休みに結構つっぷして寝てたりとかですね
08:14椅子にひっくり返って寝てたりとかっていうことができるんですけども
08:18女性ってお化粧もしてますし
08:20なかなかちょっと寝てるところ見られたくないみたいなのもありますし
08:25やっぱりハードルが高かったりもして
08:27そこをきちんと安心な場を提供したいっていうのがありまして
08:30作らせていただきました
08:32この右下の手前のウォーターベッドみたいなの何ですか
08:35これは水流の力でマッサージをしてもらえるものなんですけども
08:42生態ですごい人気のやつだ
08:44こちらには様々なリラクセーション機器を設置
08:49仮眠したりマッサージを受けたり
08:53利用時間は原則15分と短いですが
08:57リフレッシュできると人気です
09:02パーソナルトレーナーも常駐
09:04丸の内エリアにオフィスを構える企業であれば
09:10月額5万5000円から利用できます
09:12午後ぼーっとするようなことがかなり少なくなったのかなと思うので
09:18午前と同じようなフレッシュさで仕事とかに取り組めてるかな
09:23なかなかスタートアップなので
09:24お金的にも結構自社で持つのは大変なので
09:28シェアでも利用させていただけるところがあると
09:31非常に助かってますね
09:33個社で持とうとすると結構重たい設備になるんですけれども
09:38皆さんで使っていただくことで
09:40費用対効果も抑えられて
09:41社員も喜ぶというサービスになっています
09:44これ世界的にもすごいニーズがあって
09:46僕は前に行ったマイクロソフトとか
09:47Googleってお昼寝部屋ってあるんですよ
09:49それはお昼食べた後に
09:51昼寝した方が5個の生産性が上がることは
09:53調査で分かっているんですよ
09:54ただやっぱり上司の前で寝れないとか
09:56あとは設備にお金がかかるので
09:58こういうシェア型というのは日本でもニーズがあると思います
10:00まずは休養の重要性を紐解いていきます
10:06小島さんそもそもなんですけれども
10:10疲労の定義って何だと思います?
10:12え?疲労の定義?
10:15なんか元気がなくなる
10:17テンションテンション下がったらですよ
10:22片野さんこれ分かりやすく言うと何ですか?
10:24これですね
10:25過度の肉体的精神的活動の後の活動能力が減退
10:30低下した状態というのが疲労の定義です
10:33じゃあほぼ正しいんじゃないですか?
10:35なんとなくはじゃあみんな分かっているんだ
10:37はいなんとなく
10:38ただ誤解しがちなのはですね
10:39これあくまで状態なんですね
10:41でも私たち普段の生活の中で
10:43疲れが溜まったって言いませんか?
10:45ああ確かに実績感あるな
10:47でも状態なのでたまらないんですね
10:50そういうことか
10:50この溜まったっていう感覚と
10:53実際に低下している状態っていうのは
10:55実は別物なんですね
10:56活動能力が低下している時に
10:58私たちはこれ低下しているよというですね
11:01アラートを体から出すんですね
11:03この時不快感が出るんですね
11:05この不快感が疲労感というものです
11:08疲労と疲労感って違うんだ
11:10違うんです
11:11なんでも片野さんが言うには
11:12疲れ方にタイプがあるんだということで
11:14交換神経と副交換神経という
11:18いわゆるアクセルとブレーキ
11:20そのバランスをうまく保つことが
11:23心身の健康につながります
11:25それができている人は
11:28右上のAタイプ
11:29一方バランスが崩れた
11:33B、C、Dの場合
11:35それぞれに合った休養を取る必要があるといいます
11:39Bのパターンはですね
11:42交換神経は高めですと強めですと
11:46一方で副交換神経が弱めですということになると
11:49いつも活動しているような方ですよね
11:52本来夜になるとしっかりと副交換神経が働いて
11:55リラックスするというのが必要なんですけども
11:56それでもずっと活動機に入ってしまっていると
11:59なかなかしっかりお休みになれないという
12:01伊沢さんこれじゃない
12:02寝る5分前まで仕事して
12:04倒れるように寝て大きい仕事するという感じなので
12:08Bです
12:09そうするとちょっとリラックスの方が足りない
12:11Cパターンの方は逆に副交換神経が高い
12:15交換神経という活動機の神経が弱いという方
12:18午前中ちょっと頑張れねえなみたいな
12:21日中なかなかダラダラしてしまう
12:23伊沢さんがBタイプだとしたら
12:25どういった休み方が必要になってくるんですか
12:29リラックスする神経というのは
12:30働かせる必要があるんですね
12:31そのためには
12:32マジか一番元気だわ
12:37円卓コンフィデンシャル配信限定オリジナルコンテンツはテレ投日をチェック
12:47活力というのをいかに高めた状態で活動に戻るか自分から主体的に積極的に休養を取りに行かなければダメなんですこの時代は
12:55休養の取り方を掘り下げます
13:00伊沢さんがBタイプだとしたらどういった休み方というのが必要になってくるんですか
13:06リラックスする神経というのは働かせる必要があるんですね そのためにはタイムマネジメントというのも必要だと思います
13:12自律神経の不交換神経が高まる大体夕方ぐらいからですねあまり活動は抑えるというマジか一番元気だわその代わり朝しっかりとですね今度活動すると残業でお仕事がもうちょっとこれやれば仕事終わるなっていう時むしろそれ終わっちゃった方がいいんですね朝の番組だけやった方がいいんですね夜やめようもう夜の番組だ
13:42とここで恒例のうんちくを 今日のテーマは
13:47休日ではい お願いします世界で一番祝日が多いと言われている国がアジアにあるんですがどこだかわかりません
13:54考えたこともない祝日? 意外と日本なんじゃない?日本じゃないですか
13:59日本は多い方なんですが一番じゃないです中国? 違います
14:03インドネシア 正解はミャンマーです ミャンマー出てこないわ
14:08ミャンマー30日あるんですよ そんなの?
14:12イギリスとかはね7日か8日しかないのかな 少ない
14:15欧米は11月末のサンクスギビングから クリスマスまで3週間1ヶ月休む人が多いんですよ
14:21だから祝日がなくても休んでるので 国の祝日がいらない
14:25面白い
14:27コシカさんに伺いたいんですけど 働き方改革をずっとやってるわけじゃないですか
14:32疲れてるけど休めないのがやっぱり日本人だと思うんですけど
14:35イソンソン代表になり
14:36どうしてそうなってるんでしょうね
14:38やっぱり日本はうまくいってた時期があるじゃないですか
14:401990年代とかその時の成功体験は
14:43働けば働くほど売り上げが上がるっていう
14:45これビジネスモデルなんですよ
14:47労働者と労働時間が増えれば増えるほど 売り上げが上がるっていうモデルがあったので
14:52その休み考慮サボりになっちゃうんですよ
14:542つ目は実は評価制度なんですよ
14:56実は一般企業ではビジネスパーソンの方は 残業した方が褒められるんですよ
15:01ただこの2年間で企業の65%が人事制度を変えてるので
15:06結果主義になってきてるので 今は残業しても褒められなくなった
15:09だからこのビジネスモデルと評価制度を変えないと
15:11この休み体験で休めないっていう 根本解決はできないと思ってます
15:15やっぱマインドセットの変わるのは 時間がかかるってことなんですね
15:18そうですね でも意識変革やってる企業って
15:20だいたい働き方改革の成功確率 11%しかないんですよ
15:23低いっすね
15:24ジャパネットさんって働き方改革が 一番上手くいってる企業の一つなんですけど
15:27これはね
15:28そうなんですか
15:30もやもやを書くと メモの上に映るんですよ
15:34それをクシャクシャにして ちぎって
15:36ゴミ箱に時速160キロって言ってたらですね
15:38ストレス発散効果すごく高いんですよ
15:41ジャパネットさんって 働き方改革が一番上手くいってる企業の一つなんですけど
15:45これはね 意識改革じゃないですよ 行動改革なんですよ
15:48これが成功パターンなので 意識変わらずに行動を変えるっていうのが
15:51一つ休み方改革の浸透では重要になってくる
15:53じゃあ 伊沢さんが自分で気をつけますって言ってるうちは もう変わらない
15:57ダメだ
15:58例えば今日16時ぐらいに一回仕事終えて 明日やってみるっていう実験して
16:01よかったら続ければいいし ダメだったら元に戻るっていう
16:04この実験の積み重ねが 休み方改革に繋がる
16:07まずやれって
16:08まずやる
16:09長谷さん やはりこう メリハリをつけた結果としての
16:13パフォーマンスの違いみたいなものは 出てきましたか
16:16やっぱり一度 農産業デーとか
16:1818時までに仕事を終わらせるっていうのに 慣れてくると
16:22どうしても日によっては
16:24残業していい日に もう少し残業したりもするんですけど
16:27明らかに考えるパフォーマンスが 落ちてるなっていうのは
16:30体感をしていて
16:3210年以上前は結局もっと長く 社員働いてたんですけれども
16:37比較をするとその時より 今作り上げている
16:40例えば製作物の量であったり
16:42実施している仕事量っていうのは 明らかに今の方が多いので
16:47そうなんですか
16:48結果振り返ると以前は 無駄も多かっただろうな
16:52でも個人差はあるじゃないですか 18時っていうと
16:55そういうのはどう超えてきたんですか
16:57基本就業時間が9時18時って そもそも決まっているっていうのは
17:01あるかもしれないです
17:02逆に社員側が その時間に慣らしているというか
17:06トップダウンで変えて
17:07たぶん従業員の方は すごい反発したと思うんですけど
17:10意外と良かったっていうのが 出てきちゃうと
17:12自己効力感が上がるので ほっといてもやるようになる
17:14なるほど
17:15これが成功パターン
17:16それでしかも 売り上げも上がってるってことですよね
17:18当時で約1600億だったところから
17:21昨年は約2700億まで見ているので
17:25働いてる時間が減ってるのに 売り上げが上がってる
17:29会社自体は 肺右肩上がりでありがたいことに
17:32成長を続けられている
17:33一回仕事終えて 明日やってみるっていう
17:35実験して 良かったら続ければいいし
17:37ダメだったら元に戻るっていう
17:38この実験の積み重ねが 休み方改革につながる
17:43まだまだ続く 白熱のトークはテレ東ビズで
17:51必見 プロが伝授 休養の極意
17:54ただの休養ではもうダメです
17:58私が提言したような 7つの休養タイプがある
18:01すげぇ
18:03一流に学ぶ 常識を覆す休み方
18:09自分がコントロールしてる時間 これをいかに長くするか
18:12そして効力感を高めるか というのが世界の一流の休み方
18:16明日から実践できる 休養テクニックも
18:19一番おすすめなのが 朝の1日で
18:25イライラする時間が 減ったって答えた方
18:2779%いったんですね
18:28へぇー
18:30休養の概念が変わる テレ東ビズで続々配信予定です
18:34この番組は テレ東ビズTVerで配信
18:43新生ガイアの夜明け
18:48もっと聞きたい ガイアの声
18:52人々の声を
18:55新案内人に俳優長谷川博を迎え大幅リニューアル
19:01人々の声声なき声が聞こえるミステリアスな存在神様あなたはまた私に支援を与えるつもりですね真から破壊されなくてはあの寸劇が復活し毎回テーマに合わせて進出起没ステイフォリッシュステイハングリー
19:30この服しか着ない私にはちょっと分かりかねますよね
19:34さらにドキュメンタリーパートもパワーアップ
19:39ニュースの裏側真相に迫る
19:48全ての人が主人公ガイアの夜明けはテレ東ビズで配信中さて次の声は?
20:12全員編集長
20:16次回の円卓コンフィデンシャルは経済史の編集長が集結
20:21デザインなんですよ本当にもうダイヤモンドというデザインはテレビに全部出ちゃうと思うんですからあえて全然関係ないですね
20:27どうしたいってことですね