映画『燃ゆる女の肖像』セリーヌ・シアマ監督インタビュー(日本語字幕入り)

  • 4 年前
12.4公開『燃ゆる女の肖像』セリーヌ・シアマ監督インタビュー(日本語字幕入り)




シャーリーズ・セロン、グザヴィエ・ドランら、今を煌めく映画人が大絶賛!
あまりに激しく圧倒的な愛に心震える、映画史に残る愛の物語
 
 シャーリーズ・セロンが「この映画を本当に愛している」と絶賛、ブリー・ラーソンは「古典に残したい作品」に本作を挙げ、天才監督グザヴィエ・ドランを「こんなにも繊細な作品は観たことがない」と夢中にさせた本作。カンヌでは脚本賞を受賞し、ゴールデン・グローブ賞と英国アカデミー賞の外国語映画賞にノミネート。さらにWEBメディア「IndieWire」の“世界の批評家304人による2019年ベストフィルム”第5位に選出され、アメリカでは過去公開された外国語映画の歴代トップ20入りを果たす大ヒットとなった。世界の映画人を次々に虜にする必見の一作が、日本でもついにベールを脱ぐ。


18世紀、フランス、ブルターニュの孤島
望まぬ結婚を控える貴族の娘と、彼女の肖像を描く女性画家
結ばれるはずのない運命の下、一時の恋が永遠に燃え上がる


 画家のマリアンヌはブルターニュの貴婦人から、娘のエロイーズの見合いのための肖像画を頼まれる。だが、エロイーズ自身は結婚を拒んでいた。身分を隠して近づき、孤島の屋敷で密かに肖像画を完成させたマリアンヌは、真実を知ったエロイーズから絵の出来栄えを否定される。描き直すと決めたマリアンヌに、意外にもモデルになると申し出るエロイーズ。キャンバスをはさんで見つめ合い、美しい島を共に散策し、音楽や文学について語り合ううちに、恋におちる二人。約束の5日後、肖像画はあと一筆で完成となるが、それは別れを意味していた──。
 監督は、輝かしい受賞歴を誇るセリーヌ・シアマ。マリアンヌには本作でセザール賞にノミネートされたノエミ・メルラン。エロイーズにはシアマ監督の元パートナーで、セザール賞2度受賞のアデル・エネル。フランスで今最も熱い称賛をまとう女優だ。
 そのひとの眼差しを、唇を、微笑みを、そして別れの瞬間の姿を思い出すだけで、息が止まるほど愛おしく切なく、蘇る情熱が命を満たす。そんな鮮烈な恋の、決して消えることのない燃ゆる炎を描く、忘れ得ぬ愛の物語。


監督・脚本:セリーヌ・シアマ「水の中のつぼみ」
出演:アデル・エネル「午後8時の訪問者 」、ノエミ・メルラン「不実な女と官能詩人」
配給:ギャガ

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