相場格言「任重くして道遠し」孔子 ~大橋直久

  • 4 年前
中国の株式相場・投資の訓言・格言

「任重くして道遠し」~孔子

士たる者は仁道に徹する。

その任務は重く、その前途ははるかである。

それを覚悟し、使命感に徹しなければならない。


大橋直久(中国雲南省昆明)



■■■ 参考になりそうな過去の相場・金融ニュース ■■■


「サプライチェーン」

2012年

サプライチェーンや組織体制、外国投資、国境を超えたイノベーションについて意思決定を下す際、コスモポリタン企業は、社外の相違点の変化を見ながら社内の組織的な隔たりをどう変えればよいかを考える。

サプライチェーンに関する意思決定を例に取ろう。海外生産を重視する傾向はおそらく今後も続くだろう。しかし、広く分散した低コストのサプライチェーンを築けば、保護主義色の強い政府、輸送費の上昇、品質上の問題において弱点ができるとして、多くの企業の懸念材料となっている。サプライチェーンを短く単純にし、さらに効率を上げることで、実質的に生産ネットワーク内の距離を縮め、リスク・エクスポージャーを改善しようと策を講じている企業もある。

イノベーションに関しては、多くの企業は同様に社内の隔たりを再調整し、社外との隔たりから受ける影響を減らしている。これにより社内の隔たりが大きくなる場合もある。

たとえば新興国市場のイノベーションは、最高の技術だけでなく、別のビジネスモデルを必要とすることが多い。先進国市場の本拠地近くに置かれたR&D部門は、技術の創造には長けているかもしれない。しかし、海外市場向けの製品やビジネス・システムを開発しようとする企業にしてみれば、その市場に駐留する実動部隊だけが提供可能な「情報に基づく創造性」がいっそう必要になるだろう。つまり欧米の多国籍企業は、研究機能は主に本国に残しながら、開発機能を新興国市場に移すことも考えられる。


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