相場格言「良医の門には病人多し」荀子 ~大橋直久

  • 4 年前
中国の株式相場・投資の訓言・格言

「良医の門には病人多し」~荀子

立派な医者の門には、たくさんの病人が行く。

立派な先生がいれば、多くの門人が集まる。


大橋直久(中国雲南省昆明)


■■■ 参考になりそうな過去の相場・金融ニュース ■■■

「アクティブファンドと日経平均株価の比較」

2006年

日経平均株価などの指標を上回ることを目標に、ファンドマネジャーが裁量運用しているアクティブファンドの運用実績を見ると、アクティブファンドの半数以上がTOPIXを上回ったのは、過去10年間でわずか4回である。むやみにプロの腕を信じてはいけないのである。

国内株に投資するのであれば、アクティブファンド・マネジャーに引けを取らない運用が可能だ。

問題は、外国株や外国債券に投資したい場合である。日本人にはなじみが薄く、現地投資家との知恵比べに勝てるかどうかは疑問である。情報が少ないなかでの銘柄選択は、国内株と違って困難だ。しかも、国内株と違って売買手数料が高く付く。この問題を解決する手段として、投信の利用が選択肢に入る。

投信選びで最大の肝はコストを最小化すること

では、外国株や外国債の投信を選ぶときには何をモノサシにすればよいか。

最も重要になるポイントは、コストをできるだけ下げることだ。ファンドにかかるコストには販売手数料と信託報酬がある。販売手数料は、銀行や証券会社など仲介会社に払う手数料。販売手数料は同じ商品でも証券会社などによって違うので、安いところで買うようにする。これは普通に買い物をするときと一緒だ。

もう一方の信託報酬は、ファンドマネジャーなどに払う運用手数料だ。これは毎年かかってしまうので、より重要度が高い。


参考:https://www.smartoption.jp/closing