相場の訓言「至道に達す」～荘子・・大橋直久

株式相場・投資の訓言・格言「至道（しどう）に達す」～荘子

まことの道に達する。

それは、無念にして自然にまかせうるようになったとき、はじめて達したといえるものである。

黄帝は、広成子（こうせいし）が至道に達した人と聞き、これを訪問して、その根本精神をたずねた。

広成子は、目に物を見ても心はむなしく、耳に聞いても心はむなしく、すなわち虚心にしてなんにも知るところがなければ、あなたの心はあなたのからだを守り、そうしてあなたは長生きできるだろう、と教えたという。


大橋直久


■■■　参考になりそうな過去の相場・金融ニュース　■■■

2006年

◆外資の企業買収、英も経験

◇英下院議員　エド・ボールズ（Ｅｄ　Ｂａｌｌｓ）氏

ニューヨークがグローバル金融の中心で、ロンドンはヨーロッパのグローバル金融の中心として確立してきた。とすれば、アジアのグローバル金融センターはどこになるのか。東京か、香港か、シンガポールか。上海を挙げる人もいる。この問題の考え方をロンドンの経験から述べたい。

英国では２０年前のビッグバン改革によって、様々なビジネスや企業、資本、人材を世界各地からどれだけ引き付けられるかが成功の基準となった。

英国の多くの家庭で知られている会社が外国企業に買収されることもあった。ロンドン証券取引所が国際的なオーナーに買収されるとの憶測もあった。しかし、だれが所有するのかは問題ではない。上場企業がロンドンの規制に従ってもらえればいいという考え方だ。

強力な国内市場を目指すだけなら変化は必要ない。しかし、皆さんの大志がアジアのグローバル金融センターであるのなら、新しい人材を集め、国際化を促し、よりオープンにならなくてはならない。


参考：https://indokeizai.com/index.htm