福島 強盗致死で無期懲役を求刑 2017年2月3日

  • 7 年前
強盗致死で無期懲役を求刑
おととし、いわき市の建設会社で当時46歳の男性を集団で暴行して死亡させ、遺体を埋めたなどとして6人の男が強盗致死や死体遺棄
などの罪に問われている事件で、検察は3日、被害者の元同僚の男に対し無期懲役を求刑しました。
この事件は、いわき市久ノ浜町にある建設会社で、この会社で働いていた田中秀和さん(当時46歳)を木刀などで殴って死亡させ、
現金やキャッシュカードを奪ったうえ、遺体を埋めたなどとして、社長や従業員だったあわせて6人の男が強盗致死や死体遺棄などの罪に問われているものです。
6人のうち被害者の元同僚で、強盗致死や死体遺棄など、起訴された一連の罪のすべてに問われている、国井政夫被告の(62)裁判員裁判が1日から始まっていて、3日行われた論告求刑で、検察は、「犯行前日から被害者を集団で襲う計画を立てたり被害者を呼び出すウソの口実を考えるなど、犯行を主導的に行った罪は重い」などとして無期懲役を求刑しました。
これに対し弁護側は、「被害者自身も被告に金を要求するなど、強い反発を受けざるを得ない落ち度があったうえ、ほかの被告からの誘いを受けて犯行に関わった」などとして、情状酌量を求めました。
判決は今月7日に言い渡されます。
2017年02月03日 17時02分

国井政夫 殺害 殺人 田中秀和

福島県 いわき市 殺人事件

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