• 7 年前
覚醒剤捜査で地裁が違法性指摘
2017年02月03日 21時02分
覚醒剤を使用した罪に問われた39歳の男について、札幌地方裁判所が「尿検査を拒んだ被告を警察官が現場に留め置いたのは違法な行為といえる」
と捜査の問題を指摘していたことがわかりました。
一方で、令状を請求する準備を進めていたことなどから重大な違法とはいえないとして、男に対し懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。
この裁判は、おととし12月、札幌市中央区の自宅で覚醒剤を使用したなどとして住所不定・無職の遠藤友和被告(39歳)が覚醒剤取締法違反の罪に問われているものです。
裁判で被告は「尿検査を拒んで車で発進しようとしたが、警察官から制止されたり車のエンジンを切られたりした。任意の捜査なの現場で拘束されたのは違法な捜査にあたる」として無罪を主張していました。
2日に開かれた裁判の判決で、札幌地方裁判所の結城真一郎裁判官は「任意の捜査でありながら警察官が少なくとも1時間にわたって被告を現場に留め置いたのは被告の行動を不当に制約する違法な行為といえる」と警察の捜査に問題があったと指摘しました。
一方で「警察官は令状をとる準備を進めていたことなどから重大な違法とはいえない」として男に懲役1年6か月の実刑判決を言い渡しました。


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