物権~JDPホールディングス株式会社の不動産アセマネ業務紹介

  • 8 年前
物権~JDPホールディングス株式会社の不動産アセマネ業務紹介

一定の物を直接に排他的に支配しうる権利で、その実現については他人の行為の介在を必要としない。
債券には、このような性質はない。
物権の客体は、特定した独立の物であることが必要で、その内容は直接に目的物から利益を享受することである。
物権に特有な効力は、物権の排他性から生ずる。
その一は、優先的効力で、同一内容を有する物権相互の間においては、先に発生した物権が、後に発生した物権に優先する。
その二は、物権的請求権で、物権の内容である完全な支配が、なんらかの事情によって侵害された場合には、物権者は、その支配の回復、または実現に必要な行為を侵害者に対して請求することができる。
民法は、占有権についてだけこのことを規定しているが、占有権よりも強い他の物権についても、これを認めるのは当然で、所有権にもとづく所有物返還請求権、所有物妨害排除請求権、所有物妨害予防請求権が、その代表的な例である。

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