墜落B29の米兵遺族が慰霊 2016年7月30日

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墜落B29の米兵遺族が慰霊
2016年07月30日 16時48分
太平洋戦争中、宮城県と山形県の県境に近い山に相次いで墜落した、アメリカ軍のB29爆撃機の乗組員の遺族が、ふもとの七ヶ宿町に住民が作った平和公園を初めて訪れ、犠牲者の霊を慰めました。
宮城県と山形県の県境に近い、七ヶ宿町の不忘山のふもとの平和公園で開かれた追悼式には、アメリカから訪れた、スティーブン・ヒューバート・コーズマイアーさん夫妻のほか、
地元や白石市などから住民およそ300人が参加しました。
不忘山では、太平洋戦争中の、東京大空襲と同じ日の昭和20年3月10日に、アメリカ軍のB29爆撃機3機が相次いで墜落し、乗っていた10代から20代の若い
アメリカ兵34人が犠牲になっています。
コーズマイアーさん夫妻は、大勢の住民が見守るなか、亡くなったおじを含む、犠牲者1人1人の名前が刻まれた石碑に献花をしたあと、静かに頭を下げて犠牲者の霊を慰めていました。
このあと参加者たちは、日米友好の象徴として石碑の近くに植えられたハナミズキの木に、シャベルで土をかけて平和を誓っていました。
不忘山のふもとでは、戦時中に起きたこの事故を風化させずに平和を語り継いでいこうと、地元住民のグループが平成27年8月にこの公園を作っていて、犠牲になった
アメリカ兵の遺族が公園を訪れたのは今回が初めてです。
スティーブン・ヒューバート・コーズマイアーさんは、「戦争をしていた相手にも関わらず、こうした慰霊碑を作ってくれて感動しています。アメリカに戻ったら、
世界の平和を願っている地元の人たちのことや日米の友好関係が深いことを家族や友人に伝えたい」と話していました。



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