【大阪】診療報酬不正請求 家族を「患者」に 2016/6/30

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【大阪】診療報酬不正請求 家族を「患者」に

2016/6/30 12:42

元警察官らによる診療報酬の不正請求事件で、逃亡中の男が、家族らを架空の患者として利用したとみられることがわかりました。

大阪市浪速区の歯科医院で診療報酬をだまし取ったとして、これまで大阪府警・元巡査部長の今野作治容疑者(56)や、歯科医師の賀川幸一郎容疑者(45)ら11人が
逮捕されていて、警察は残る1人、医療コンサルタント会社社長の平井雄大容疑者を指名手配しました。

平井容疑者は逮捕前の取材に、「ドクターじゃないのに(不正請求を)できるわけがない。僕は不正請求をしているとは思っていない」などと、事件への関与を否定していました。

しかし、捜査関係者への取材で、平井容疑者が家族らを架空の患者として利用したとみられることがわかりました。

不正が発覚しないように身内を使ったとみられます。

賀川容疑者は逮捕前の取材に、「(患者役は)平井容疑者の身内と呼べる人間。(平井容疑者の)お父さん、お母さん、おばあちゃん、妹も弟も来ていた」と話していました。

警察は、平井容疑者が犯行グループの中で患者役を集めるリーダー格だったとみて行方を追っています。


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