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会社の飲み会でアルコール中毒死、遺族ら「労災認定を」

会社の飲み会で当時27歳の男性社員が大量の飲酒をさせられ、アルコール中毒で死亡したとして遺族らが労災認定と再発防止を求めました。

死亡したのは、都内の不動産会社に勤めていた当時27歳の男性社員です。

遺族側の代理人弁護士によりますと、男性は去年6月、会社の歓送迎会で何度も一気飲みをさせられ、トイレで倒れたということです。

自力で動ける状態ではなかった男性を同僚らは1人でタクシーに乗せました。

しかし、男性は自宅に到着したときには呼吸をしておらず、その後、死亡が確認されました。

死因は急性アルコール中毒でした。

「(アルコールハラスメントは)野放しになっている。被害者は日本の職場のあしき慣習の犠牲者である」(川人博弁護士)

男性の妻は労災の認定を求めるとともに、国に対し必要な行政指導を徹底するよう訴えています。
(2016年07月25日17:39)

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