「シンフォニー」 FX詐欺裁判 認否明らかにせず 2016年01月14日

  • 8 年前
FX詐欺裁判認否明らかにせず
2016年01月14日 10時00分
FX取引の投資セミナーを主宰していた会社の元実質的経営者ら2人が、脱税と詐欺の罪に問われている裁判が名古屋地方裁判所で開かれ、このうち、セミナーの会員から現金合わせて約9200万円を
だまし取ったとされる起訴の内容について、2人は認めるかどうかを明らかにしませんでした。
名古屋市にあったFX取引の投資セミナーの主宰会社「シンフォニー」の元実質的経営者、伊藤正明被告(47)と資金管理を任されていた石井真人被告(44)の2人は、会員から集めた資金の一部を
私的に流用して、7000万円余りを脱税した罪のほか、運用の実態がないのに、高い配当をうたって、去年8月までの2年余りにわたって会員9人から合わせて約9200万円をだまし取ったとして、詐欺の罪に問われています。
13日は、このうち詐欺の罪についての審理が名古屋地方裁判所で行われ、2人は起訴の内容を認めるかどうかについて明らかにしませんでした。
このあと、検察が事件のいきさつについて「2人は集めた金を個人的な船の購入などに充てていた。
虚偽の利回りで信用させて、去年8月までに117億円を集めた」と主張しました。
そして、2月上旬にも別の詐欺の罪で追起訴する方針を示しました。
これまでの裁判で2人は脱税については罪を認めています。

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