• 9 年前
洗濯物をかかえて君と 冬の真夜中 散歩に出る
缶コーヒーを二つ買って 蛍光灯の明かりを目指す
僕はダッフルとスエット 君は紺のピーコート
とりとめのない言葉を 白い息に変えながら

乾燥機がしばらく回って いくらか暖かくなると
ポケットのコーヒーを出して プルタブ引く音が二つ 響く

洗濯物が乾くまでの ほんの3、40分程の間
それが僕らにとっての とても大事な時間だ
切り出しにくいことでも ガラスに映る互いになら
素直な気持ちになって なんでも話せるから

今日まで僕ら この場所で いくつ話をしただろう
普段なら甘くて飲まない缶コーヒー 何本空けただろう

誰にも言ったことのない 夢をうちあけた 雪の夜
その夢が叶うまで一緒に 頑張ろうと言ってくれたのを 覚えてる

洗濯物が乾くまでの ほんの3、40分程の間
それが僕らにとっての とても大事な時間だ
ふかふかになった気持ちと タオル冷えないように 二人
ぐるぐる巻きのマフラーで 歩く冬の帰り道

洗濯物が乾くまでの ほんの3、40分程の間
それが僕らにとっての とても大事な時間だ
ふかふかになった気持ちと タオル冷えないように 二人
ぐるぐる巻きのマフラーで 歩く冬の帰り道

今年の冬は少しくらい 雪が降るのかな?
僕らの冬の 帰り道に

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