長崎ブルース・池袋の夜・小樽の灯り・青江三奈 貴重な一遍

  • 5 年前
青江三奈
長崎ブルース. 昭和43年(1968年)11枚目のシングル


逢えば別れが こんなにつらい
逢わなきゃ 夜がやるせない
どうすりゃいいのさ 思案橋
丸山せつない 恋灯り
ああ せつない長崎ブルースよ

泣いてすがれば 好きだと抱いて
とかせた帯ひも 南蛮屏風
ガラスの絵にさえ 紅がつく
男と女の 恋ごころ ああ 
女の長崎ブルースよ

石のたたみを 歩いたときも
二つの肩が はなれない
ザボンのかおりの うす月夜
死んでも忘れぬ 恋すがた ああ 
忘れぬ長崎ブルースよ 


池袋の夜・昭和44年
青江三奈の楽曲で、16枚目のシングルである。昭和44年・1969年7月

あなたに会えぬ悲しさに
涙も枯れてしまうほど
泣いて悩んで死にたくなるの
せめないわ せめないは
どうせ気まぐれ東京の
夜の池袋

他人のままで別れたら
良かったもののもうおそい
美久仁小路の灯りのように
待ちますは 待ちますは
さよならなんって言われない
夜の池袋

小樽の灯り  昭和51年・1976年
暗いこの世を 手さぐりで
生きて流れる 花園あたり
浮世通りの 灯にすがり
酒で自口分を 責めている
そんなあなたに 抱かれて泣いた
小樽の灯 石の坂道 港町 船が口笛 

咲いてるような 遠い汽笛が 淋しいの
耳をふさいで 涙ぐむ
女ひとりの 想い出通り
小樽の町よ 他人行儀で 
とおせたら つらい噂も 立たないものを
稲荷小路の ネオン花
男なんかに だまされて
死にもできない 夜がまた来る
小樽の灯 

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