オスプレイの映像分析 プロペラ操作は適切か

  • 12 年前
普天間基地の滑走路は2700m
オスプレイは着陸時には5kmほど手前から転換モードに入る。
基地内でのみモード転換を行うといっても、
離陸時には可能かもしれないが、
着陸時にはそもそも、普天間基地内だけでモード転換して
着陸するということなどできないのだ。

では、市街地でモード転換は行わないなどという、
そもそも、不可能な“日米合意”などを何故したのか?

一つには、“合意”の中に、但し書きがあり、
「可能な限り」「運用上必要な場合を除き」という文言があるために、
必ずしも“合意”破りとは言えないという“言い訳”が成り立つ。

二つには、日本国民の反対運動や、反対意見など、
そもそも最初から全く気にも留めていないということだろう。

オスプレイの映像分析 プロペラ操作は適切か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121005/k10015532031000.html
http://megalodon.jp/2012-1005-1431-48/www3.nhk.or.jp/news/html/20121005/k10015532031000.html
アメリカ軍の新型輸送機オスプレイについて、
沖縄の普天間基地での離着陸の様子を映像から分析したところ、
姿勢が不安定になりやすいと指摘されているプロペラの向きを変える操作が、
着陸の際はいずれも基地の外で始まったとみられることが分かりました。

オスプレイの運用について日米両政府は、プロペラの向きを変える時間を
短くすることや、プロペラを上に向けた状態での飛行は
アメリカ軍施設の上空に限ることなどで事前に合意しています。
しかし、合意には、「可能な限り」や「運用上必要となる場合を除く」という
但し書きが付けられ、原則としてアメリカ軍側に判断が委ねられています。
9機が配備された時と、4日から始まった2機の飛行訓練での合わせて13回の
離着陸について、NHKではプロペラの向きの変化を映像から分析しました。
その結果、着陸についてはいずれも市街地の上空でプロペラが
上向きに変わり始め、中には、基地に入る前に角度を変える操作が
終わっているように見られる機体もありました。
一方、きょうの2機の離陸では、
基地の中でプロペラの向きを変える操作が終わっていました。
沖縄県では運用ルールが守られているか確認を続け、
必要な場合は政府に問い合わせることにしています。

<参照>
オスプレイ配備阻止の闘い
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2012/06/post-f17a.html

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