20120810県内の一番茶 東電が今年も損害賠償応じる

  • 12 年前
Published on Aug 10, 2012 by SBSnews6

福島第1原発の事故による影響で今年も県内の一番茶の売り上げが減ったとして、東京電力がJA静岡中央会に損害を賠償する方針を伝えたことが分かりました。
 JA静岡中央会によりますと、昨年の風評被害の影響が残り、今年の一番茶の値段も昨年に比べ1割ほど安くなりました。JAが一番茶の取引が停滞していることを東京電力に伝えたところ、8月に入って賠償金を支払うと連絡してきたということです。
 県産の茶葉からは昨年6月に国の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出され、お茶の生産者や取引業者などに損害賠償金として、これまでに12億1400万円が支払われました。
 JAの担当者は「生産者の経営は厳しい。東電は誠意をもって一日も早く支払いをしてほしい」と話し、生産者が損害額を算定して、10月までに請求するということです。
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