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I Parry Everything What Do You Mean I'm the Strongest
Episode 9 - Episode 12

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00:00:00第9話
00:00:02第10話
00:00:04第11話
00:00:06第13話
00:00:08第14話
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00:00:22第21話
00:00:24第22話
00:00:26第33話
00:00:28第32話
00:00:30第33話
00:00:32第34話
00:00:34第35話
00:00:36第36話
00:00:38第37話
00:00:40第38話
00:00:42第39話
00:00:44第40話
00:00:46第41話
00:00:48第42話
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00:00:52第44話
00:00:54第45話
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00:01:54第76話
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00:01:58第80話
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00:02:02第399話
00:02:04第100話
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00:02:08第120話
00:02:10第120話
00:02:12第131話
00:02:14第132話
00:02:16第133話
00:02:18第141話
00:02:20かぶじでしたか? おけがは?
00:02:23なんともない 大丈夫だ
00:02:27そういうことだったんだな
00:02:29ロロ おかげで助かった
00:02:32なんの話?
00:02:34このリュウをおとなしくさせてくれて
00:02:36ほんとに命拾いした
00:02:38ち、違うよ 僕じゃない
00:02:40なに?
00:02:42突然 リュウにテキーがなくなったんだが
00:02:46俺はてっきり
00:02:48それは絶対に僕じゃないから
00:02:53この力を怖がる人も嫌がる人もいるから
00:02:58そうだった
00:03:00この状態であればともかく
00:03:02あそこまで暴れまわっていたリュウを操ったとなれば
00:03:06わかった ロロがそういうのなら
00:03:09そういうことにしておこう
00:03:13それはそれとして一つ頼みがあるんだ
00:03:16僕に?
00:03:17できればこのリュウを元のスミカに返してやれないだろうか
00:03:23しかしノール殿 このリュウは
00:03:26確かにここでこいつを殺しておいたほうがいいというのは
00:03:30俺にもわかる
00:03:32でもできれば
00:03:34俺はこのリュウを殺したくないんだ
00:03:43わがままを言っているのはわかっているが
00:03:46なんとかならないだろうか
00:03:53わかりました
00:03:55先生がそうおっしゃるなら
00:03:59ロロ できますか
00:04:02わからない
00:04:04これくらいの相手になると
00:04:08お願いするくらいならできるかも
00:04:12大丈夫だ
00:04:14リンもイネスもロロを怖がったりなんかしない
00:04:36じゃあ行くよ
00:04:45どうした
00:04:47わが主の命なら何でも聞くって
00:04:50主?
00:04:52このリュウがそこまで行ったのか
00:04:56まさかそんなことが
00:04:58信じられん
00:05:00こんな大きなリュウに主と呼ばれるとは
00:05:03どうしよう
00:05:05それならおとなしくスミカに返してやろう
00:05:08どうしよう
00:05:10どうしよう
00:05:12それならおとなしくスミカに帰ってもらえるように
00:05:15伝えてくれないか
00:05:17ついでにこれからは人に危害をくわえないよう
00:05:20頼んでほしい
00:05:22うん 行ってみる
00:05:41分かったって
00:05:43全部言う通りにしてくれるみたい
00:05:46すごいな
00:05:48うん すごいね
00:06:10行ったな
00:06:41ああ
00:06:51こうも思い通りの展開になろうとは
00:06:59数千年生きたリュウとて
00:07:01所詮は畜生
00:07:03我が駒に過ぎね
00:07:06てっきりさらちになるかと思っていたが
00:07:10まあよい
00:07:12始めろ
00:07:14はっ
00:07:36ふん
00:07:38本当にあのクレイソー国を落とせるのであろうが
00:07:42後には引けんぞ
00:07:44すでにカノー遺族使いが
00:07:46厄災の魔竜を目覚めさせ
00:07:48手懐けております
00:07:50高い金を取るだけのことはあるか
00:07:53そして 魔竜が暴れたのちに
00:07:56王都へと向かう
00:07:58おっと
00:08:00おっと
00:08:02おっと
00:08:04王都へと向かう
00:08:06全兵士にマジックソードとマジックシールドを
00:08:10精鋭部隊には
00:08:12マジックアーマーとマジックキャノンを装備させ
00:08:15さらに 移動型魔力防壁生成装置イージスを3機
00:08:20超高出力 魔力全放射兵器
00:08:23ブリュウナクを4本投入いたします
00:08:26はっはっは よかろう
00:08:29お待ちを 陛下
00:08:35何だ ランデウス
00:08:38僭越ながら
00:08:40やはり こたびの作戦
00:08:42長く見て 我が国のためになるとは
00:08:44おいおい
00:08:46何卒御再行
00:08:51この愚物め
00:08:53よいと言って おりょうが
00:08:57魔竜の技術を極めつつある我が皇国に
00:09:01もはや敵はいない
00:09:03これを世界に知らしめてくれる
00:09:09後の世にて グレイソー国はこう語り継がれるのだ
00:09:14帰らずの迷宮の管理を怠り
00:09:17不要な欲を出したことで 自滅の道を歩む
00:09:21愚かな国
00:09:23我らは 差し詰め グマイナ王から
00:09:26人民を解放する 救世軍
00:09:28というところよ
00:09:31歴史に複数の語り部はいらぬ
00:09:34真実を一つあればよい
00:09:37こっちだよ
00:09:40ほら あそこ
00:09:47生きてるか
00:09:49わからない もっと近くじゃないと
00:09:51先生
00:09:54うっ
00:09:58魔導皇国
00:10:00進軍せよ
00:10:02はっ 陛下 あそこに
00:10:04なんだ
00:10:15王女か
00:10:18隣は 神獣の稲っぺ
00:10:21世界に名だたる イケる伝説の一人
00:10:25あるいは 王都がさらちになっておらぬのは
00:10:28あの女のせいかもしれんな
00:10:30ちょうどよい
00:10:32伝説が支配する時代も もう終わりだ
00:10:35今は我々 栄知を持つ者の時代
00:10:39あれに不流なくを放て
00:10:42はっ
00:10:45いかに真純といえど
00:10:48不流なくの熱を受ければ蒸発する
00:10:51伝説とまで謳われるものは
00:10:53また我が手によって 沈んでいくのだ
00:10:57優越よのう
00:10:59これだから戦はやめられぬ
00:11:02準備よし
00:11:04不流なく 発射準備よし
00:11:08準備が整えました
00:11:12準備が整えました
00:11:28撃て
00:11:30終わりだ
00:11:50何を
00:11:51リンネブルグ様 何を
00:11:53リンネブルグ様 何を
00:11:56何を
00:11:58リンネブルグ様 お下がりください
00:12:01ラロー
00:12:14ハリー
00:12:26ハリー
00:12:38どういうことだ
00:12:40おそらく 魔力の凝縮過程で
00:12:42不安が生じたものかと
00:12:44まぬくめが
00:12:45すぐに次を準備しろ
00:12:49今のは危なかった
00:12:51何なんだ 今の光は
00:12:54それにあの大軍
00:12:57広告軍といったか
00:12:58デリダス三星が 軍を動かしてきたのでしょう
00:13:01数千 いいえ 万を超えるかもしれません
00:13:05一体何が起きているんだ
00:13:07確かなのは 今まさに
00:13:10奴らが我らの国を 滅ぼそうとしていること
00:13:13
00:13:14オートにも兵はいますが
00:13:16とてもあの数を相手には
00:13:18リンネブルグ様 ここまでです
00:13:21行きましょう
00:13:25私たちは撤退して 兄と合流します
00:13:28先生はどうされますか
00:13:30この状況だ 聞くまでもないだろう
00:13:34さすがに逃げる以外の 選択肢はない
00:13:37そうですね 愚問でした
00:13:39笑っている 本当に分かってくれたのか
00:13:43俺も当然逃げ
00:13:44攻撃が来ます 私の後ろへ
00:13:50ディバインシールド
00:13:54戦闘中
00:14:01いまいましい
00:14:03陛下 念のため 後方へご避難を
00:14:06さっさと片付けろ
00:14:13これでは動けそうもない
00:14:16これしか なさそうだな
00:14:19先生 何を
00:14:21奴らを引きつけて 少し時間を稼ごうと思う
00:14:25その隙に3人は逃げてくれ
00:14:27ですが 先生
00:14:31戦うことは苦手だが
00:14:33逃げることには 結構慣れている
00:14:45よく蜂の巣を取りに行って
00:14:47蜂に襲われていたからだ
00:14:50必死に駆け回れば 何とかなるだろう
00:14:54無茶はしない
00:14:56ちゃんと戻ってくるつもりだから
00:14:58心配しないでくれ
00:15:02分かりました
00:15:03では私も微力ながら
00:15:05お力添えさせていただきます
00:15:07それなら頼む
00:15:14防御魔法か
00:15:16それでは 衝撃に備えてください
00:15:20衝撃 まさか
00:15:22今回は威力をコントロールしますので
00:15:25大丈夫です
00:15:26分かってるか リン
00:15:28俺は決死の特攻を 掛けようとしているわけじゃ
00:15:31あそこ
00:15:32また何か光ってる
00:15:38次が来ます
00:15:40後のことは 全てお任せいたします
00:15:42先生 ご分を
00:15:45まずい 今あの衝撃が来たら
00:15:48心体強化
00:15:51ウィータンブラスト
00:16:01何とか即死は免れた
00:16:09アリー
00:16:13やはり弾き返せる
00:16:15それなら
00:16:17アリー
00:16:20いける
00:16:24道に勢いがつきすぎて
00:16:26軌道修正はできない
00:16:28やめる心まで
00:16:30やってみるか
00:16:37アリー
00:16:38アリー
00:16:45時間を稼げば
00:16:46それだけリンたちが逃げやすくなる
00:16:49とにかくひたすら駆け回り
00:16:51目の前にあるものをはじく
00:16:55アリー
00:16:57アリー
00:17:07何だ
00:17:27
00:17:30武器が
00:17:33おい
00:17:34上だ
00:17:35下げ 盾がない
00:17:53何だ
00:17:54あの板切れは
00:18:10まったくさ
00:18:21何なんだ これは
00:18:24一体何が起きた
00:18:34どうなってる
00:18:49貴様は確か
00:18:52おかしい
00:18:53なぜあそこにいた人間が
00:18:55あの距離をどうやって
00:19:00なぜ世を見ている
00:19:03この永平には目もくれず
00:19:05世だけを
00:19:07世が皇帝だと知っているのか
00:19:09だとしたらこやつの目的は
00:19:22殺される
00:19:26そうだ
00:19:27世にはこのオリハルコン製の
00:19:29カイザーアーマーと
00:19:30カイザーソードがある
00:19:43どうした
00:19:44怖気づいたのか
00:19:52なぜ
00:19:53あれらがあんな所に
00:19:54刺さっている
00:19:58何なのだ これは
00:20:01万全の装備を整えた
00:20:03一万の兵士
00:20:05あの魔竜のブレスを防ぐ
00:20:07エイジスに
00:20:08その鱗すら
00:20:09鱗すら
00:20:11鱗すら
00:20:12鱗すら
00:20:13鱗すら
00:20:14鱗すら
00:20:15鱗すら
00:20:16鱗すら
00:20:17鱗すら
00:20:18鱗すら
00:20:19鱗すら
00:20:20その鱗すら
00:20:21焼き貫く
00:20:22不竜落
00:20:23全て失われた
00:20:24というのか
00:20:29貴様
00:20:30貴様は誰なんだ
00:20:31なぜ
00:20:32一思いにやらん
00:20:36それは
00:20:44クレイズオーの
00:20:45黒い剣
00:20:46黒い剣
00:20:48世が最も
00:20:49欲ししていた
00:20:50迷宮異物の
00:20:51一つだ
00:20:52なぜ
00:20:53この男が
00:20:56おびえ
00:20:57待て
00:20:58確かあの剣は
00:20:59未知の金属
00:21:00普通の人間が
00:21:01持ち運べる
00:21:02重さではないはず
00:21:04あの化け物ですら
00:21:05両手で
00:21:06預かっていたと聞く
00:21:08あのクレイズオーを
00:21:09凌駕する
00:21:10人間など
00:21:11いるはずだ
00:21:16だが
00:21:17それならば
00:21:18納得がいく
00:21:19この男が
00:21:20全て
00:21:22全て
00:21:23一人で
00:21:24やったのだ
00:21:26
00:21:27一思いに
00:21:28やらぬのは
00:21:29地獄を与え
00:21:30存分に
00:21:31持て休んだ上で
00:21:32殴り殺しですら
00:21:33だめ
00:21:34世がクレイズオーに
00:21:35やろうと思っていたこと
00:21:36そっくり
00:21:37そのまま
00:21:47あああ
00:21:48あああ
00:21:49あああ
00:21:51次が
00:21:52来ます
00:21:53ウィンドブラスト
00:22:20時間を稼げば
00:22:36逃げやすくなる
00:22:39とにかくひたすら駆け回り
00:22:40目の前にあるものを弾く
00:22:42ようやく止まれた
00:22:51なんだ この老人は
00:22:59金ピカの鎧 剣
00:23:06馬にまで金ピカのバグ
00:23:09なぜこんな目立つ姿でこんなところに
00:23:13どう見てもただの老人だが
00:23:19いや 今は余計なことを考えている場合じゃない
00:23:28兵士たちが武器を拾って一斉に襲いかかってきたら
00:23:32俺などにひとたまりもない
00:23:35剣も盾もできるだけ弾き続けなければ
00:23:40よくわからないか 誰も
00:23:57この老人はここで何をしているんだろう
00:24:00また貴様
00:24:02こうしている間にも兵士が武器を
00:24:16時々空気を吸っておかないと倒れてしまいそうだ
00:24:20貴様は確か
00:24:24殺される
00:24:26この金ピカ老人 俺を知ってるのか
00:24:29いや 会ったことはないはずだ
00:24:32しかし凄いな 見れば見るほど
00:24:37この剣を弾く必要はなさそうだ
00:24:42考えるな 俺は俺のやるべきことを
00:24:59あの金ピカ老人 あそこにいては危ないんじゃないか
00:25:18貴様は誰なんだ なぜ人を追いにいる
00:25:24そうか 俺が自分の命を奪いに来たと思ってるのか
00:25:28まあ 無理もないな
00:25:33それは
00:25:37怯えないでくれ 老人
00:25:39せめて伝えなければ 俺に敵意がないことを
00:25:46足りないだろうか
00:25:55どうだろう わかってもらえただろうか
00:26:06限界か
00:26:08思えばちょっと今日は無茶をしすぎた
00:26:12さすがにこの疲労は ローヒールじゃ直せない
00:26:22イネス ロロ 無事に逃げてくれ
00:26:29シューティングスター
00:26:39あの技は
00:26:42ドラグレイヴ
00:26:52来てくれたのか
00:26:57ギルピオアルマオ
00:27:02モロヘア
00:27:05ギルバートだ
00:27:12あんたがやったのか
00:27:16遅かったじゃねえか 師匠
00:27:19悪い
00:27:21あなたは
00:27:26どなたかは存じないが 助かったわ
00:27:30あとはこちらに任せてくれ
00:27:35後始末くらいはできなければ 王と六兵団の面目が立たないからだ
00:27:46サウザンドブレイド
00:27:52覚えている あれは
00:27:56俺が憧れ続けた ソードマンの力
00:28:03ああ 無闇に殺してはいけないと注意しておいたはずなんですが
00:28:10この大群を相手に それは酷な注文じゃないかの
00:28:16死体は簡単に情報を吐きませんから 聖者の方がずっと素直です
00:28:22腕や足は直せば何本でも生やせますからね
00:28:29お前さんが言うと ジョークに聞こえないんじゃ
00:28:34そろそろ彼らが来る頃です 用意を
00:28:38分かってるわ ここまでいいようにやられっぱなしじゃったからな
00:28:43見せ場は外せんわ
00:28:51アースマインド
00:28:55痛い
00:29:06おお 目がジバシっとる
00:29:09なんだか楽しそうですね
00:29:12いくつになっても戦というのはたぎるもんじゃて
00:29:17さあ 仕上げといこうかの
00:29:22スターンプリズム
00:29:34行きましょうか みなさん
00:29:39では 生存者全員を救って戒心させてきます
00:29:45俺がかつては教わった 訓練所の教官たち
00:29:57また会えるなんて
00:30:04あの子 やっぱり
00:30:08ノールだな
00:30:15おかげでずいぶん良くなった
00:30:19本当に大丈夫なのですか もう少し休まれては
00:30:24もう十分だ 動けるようになった
00:30:28さすがに腹は減ったな
00:30:31精銀の尋問で指揮官が口を折ったわ 副兵はない
00:30:36王党を襲った魔竜や魔物も含め 数はあれで3人
00:30:41だが皇帝は逃げたらしい
00:30:44皇帝 あの老体で戦場に出てきておったのか
00:30:48ああ よほど軍備に自信があったようだ
00:30:52ほっほー 自らを検定などと民に呼ばせているくせに
00:30:57あのジジイアホなじゃないかの
00:31:01ジジイ あの老人のことか
00:31:04おぬし 心当たりはあるのか
00:31:08ああ さっきあったぞ
00:31:11乗っていた馬も金ピカのバグをつけていたし とても目立っていた
00:31:16馬に金ピカ
00:31:18もしやオリハルコンのバグかな
00:31:22あれはなかなか幅広いスキルを付与できる 優秀な装備じゃ
00:31:27だとすれば逃げ足の速さも納得じゃって
00:31:31しかし全身金ピカとは
00:31:34あやつらしい趣味の悪さじゃの
00:31:37国境まで逃げられたらもう追うことはできん
00:31:41あのあたりには要塞も谷にかかる橋もある
00:31:45普通の方法ではもう追いつけんじゃろうな
00:31:49皆で空でも飛べたら話は別じゃがの
00:31:53それ
00:31:55なんとかなるかもしれないぞ
00:31:58どういうことじゃ
00:32:01まだあいつが生きていてくれればの話だが
00:32:09すんごい迫力じゃの
00:32:12あの伝説をこんなに間近で眺められるとは
00:32:16長生きはするもんじゃわい
00:32:19私もこんなに大きな竜を癒すのは初めてですね
00:32:31それにしても大きくなりましたね
00:32:34ノール
00:32:37見違えましたよ
00:32:40なにこの男がノールじゃと
00:32:43ええ私はすぐに分かりましたよ
00:32:47ああ二人とも本当に久々だな
00:32:50わしゃ全然気づかなんだわい
00:32:53そうか
00:32:56教官まだ生きてたんだな
00:32:59さりげなくひどいことを言うの
00:33:02わしゃあと百年は余裕で元気でいるつもりじゃぞ
00:33:07冗談も相変わらずだな
00:33:10いや冗談じゃないからの
00:33:13じゃがノールよ
00:33:16本当に大丈夫なのか
00:33:19ああ
00:33:22この魔竜の背中に乗っていくなんていくらなんでも
00:33:26心配しなくてもいい
00:33:29ロロがいるからな
00:33:32そうか
00:33:35ロロとやら話自信のほどは
00:33:38うーん
00:33:41全然自信ない
00:33:44大丈夫だ教官
00:33:47こう見えてもロロは
00:33:50竜の意識が戻りそうです
00:33:53本当に大丈夫なんじゃろうな
00:33:56ああロロ頼む
00:33:59うん
00:34:03そうか怒っているんだな
00:34:06分かる
00:34:09声で機嫌くらいなら
00:34:12山暮らしが長いからな
00:34:15この子仕方ない
00:34:18どうしたの
00:34:21どうしたの
00:34:24どうしたの
00:34:27どうしたの
00:34:31この子仕返しをしたいみたい
00:34:34それを命令してほしいって言ってる
00:34:37なんとこの魔竜をそこまで手懐けておるのか
00:34:41すごいのマジすごいの
00:34:44ああロロはすごいんだ
00:34:47いやそうじゃなくて
00:34:49この竜はノールのことを
00:34:55もう早く行きたいって
00:34:58そうだなノル人は準備を
00:35:01はい
00:35:06リーンたちも行くのか
00:35:09ロロが行かなければ誰も魔竜と話すことはできません
00:35:13だから彼の護衛を私とイネスが
00:35:16先生ももちろん行かれるのでしょう
00:35:19あれ
00:35:22そっかそうだな
00:35:26俺は高いところは苦手なんだが
00:35:29でも確かに
00:35:32俺が巻き込んでしまったロロを行かせて
00:35:35言い出した本人が行かないというのはおかしい気はする
00:35:38やったか
00:35:41でもその
00:35:44分かった
00:35:47俺も行く
00:35:50ありがとうございます
00:35:53私も行きますよ
00:35:56患者の面倒は最後まで見たいですし
00:35:59話し合いは私たちの得意分野ですから
00:36:02ねカルー
00:36:04お前と一緒にするな
00:36:06俺はいたずらに相手を恐怖させたりはしない
00:36:10あなたは
00:36:15シーフの教官が来てくれるのか
00:36:18ああこんな大きなものを飛ばすというなら
00:36:21隠ぺいのスキルは必須だ
00:36:24俺がその役目を担う
00:36:27私も一緒に
00:36:30あなたには石の檻の管理があるでしょう
00:36:33分かった
00:36:36私も乗せてくれ
00:36:39交渉役も必要だろう
00:36:42お兄様
00:36:45心配をかけたようだな
00:36:49お前も無事で何よりだ
00:36:52ミスラに行かずに戻ったのだな
00:36:55命令違反の処罰をどのようにも
00:37:00いや愚かな命令を出したのは私の方だ
00:37:06よく戻ってきてくれた
00:37:12メイン現地での判断はお前に一輪しよう
00:37:17それとノール殿
00:37:20頼ってばかりですまないが
00:37:23二人をよろしく頼む
00:37:26ああ心配しないでくれ
00:37:29ちゃんと帰ってくる
00:37:32頼んだぞ
00:37:39いいよ飛んで
00:37:48本当に良かったのか
00:37:51あいつの
00:37:54ノールに声をかけてやらなくて
00:37:57ようやく見つけたってこと
00:38:00元より
00:38:03俺たちの出る幕などなかったという話だ
00:38:06我々があの少年を引き取って育てようなどと
00:38:09とんでもない思い上がりだった
00:38:12そうだな
00:38:16あいつまるでおとぎ話の英雄様だ
00:38:19笑っちまうぜ
00:38:22俺は今
00:38:29自身の怠慢を真底を弾いている
00:38:33他人に何かを教えられるつもりになっている
00:38:36場合ではなかったとな
00:38:40一から鍛え直す
00:38:42おのれの未熟さを思い知らされたからには
00:38:45のんきに剣を錆びさせている場合ではない
00:38:48その割には随分と
00:38:51嬉しそうじゃないか
00:38:54当然だあんなものを見せられてはな
00:38:57そうだよな
00:39:00あんなものを見せられちゃ
00:39:03誰だってな
00:39:13何か見つかったか
00:39:16いやそっちはどうだ
00:39:19リンヌブルム様
00:39:22見当たりません
00:39:33思ったより早いな
00:39:36最悪すでにコートにたどり着いている可能性もある
00:39:42あの鉄橋を越えれば
00:39:45本格的に後刻の支配地域だ
00:39:48むやみに突っ込むわけにもいかん
00:39:51ここまで来てなんだが引き返すことも考えねばな
00:39:54どうする
00:39:57そうだな
00:40:00あそこ何かがすごい速さで
00:40:06確かにあれだ
00:40:09コートの防衛網だ
00:40:12ここを越えれば無傷では帰れんだろうな
00:40:15今は姿を隠蔽できているが
00:40:18一度存在を認識されてしまえば
00:40:21どうしてもその効果は弱まる
00:40:24だがここで奴を逃す選択肢はない
00:40:27奴らは強力な魔道具を使い
00:40:30いくらでも戦力を増強できるのだ
00:40:33今の奴らに時間を与えてはならない
00:40:37その通りだ
00:40:40戦争はもう始まっている
00:40:43でも何が待ち受けるか
00:40:46レイン様 リンネブルグ様
00:40:49それでは私に殲滅の許可をいただきたいのですが
00:40:52殲滅
00:40:55ここが帰り道になるのであれば
00:40:58今のうちにあれらを殲滅しておくのが賢明かと
00:41:01イネスは普段なら
00:41:04自分から力を振るうなどとは言い出さない
00:41:07でも彼女も怒っているんだ
00:41:10命を懸けて守ると誓った王党を踏みにじられて
00:41:13ああ やってくれ イネス
00:41:16思う存分だ
00:41:19かしこまりました
00:41:25ディバインロード
00:41:35これで帰り道は確保できたと思います
00:41:38そうだな ご苦労だった
00:41:41リン
00:41:44ここでの我々の動きが戦の数勢を決める
00:41:47このまま皇帝を追い
00:41:50コートまで行くが
00:41:53ここでの我々の動きが戦の数勢を決める
00:41:56このまま皇帝を追い
00:41:59コートまで行くが
00:42:02コートまで行くが
00:42:05覚悟はいいな
00:42:07はい
00:42:10ここにいるのは皆規格外の力を持つ
00:42:13考え得る限りの最強
00:42:16何も心配する必要はないんだ
00:42:19そして誰より
00:42:22ノール先生
00:42:25本当に先生は横が見えない
00:42:28きっと今も静かに聞いているのだろう
00:42:31私たちの覚悟を
00:42:35彼らが誰に手を出したのか
00:42:38思い知らせてやりましょう
00:43:01随分
00:43:03回復
00:43:05ノーマル
00:43:07帰れ
00:43:09帰れ
00:43:11帰れ
00:43:13帰れ
00:43:15帰れ
00:43:17帰れ
00:43:19帰れ
00:43:21帰れ
00:43:27帰れ
00:43:29の姿はそれに他の者どもは ルーの後も目いくら良いものを与えようと使いこなせなくては意味がないではない
00:43:37か 平和あれはいったい
00:43:43どうぞ まあさーかー
00:43:47あれは約材の魔竜 なぜだ
00:43:51ブリューなくて殺したはずでは もさか
00:43:55よみがえらせたというのか そんなことができるはずは
00:44:00goo あの国にはやつがいる
00:44:04異常なまでの回復術を得得した悪魔のような男 水
00:44:11だとしてもあの竜を消しかけるなど不可能だ 操っているとすれば
00:44:17魔族
00:44:20のあの男はどこだ はい
00:44:24例の遺族使いだルードどろんですか何でも給養ができたとかで先ほどされん つえ
00:44:30あの狸目が寝返ったか ええええええ
00:44:35なぜ引き止めておかあるのだ 変化がルードどのには特別待遇をとおっしゃったのだ
00:44:43ああああああ 平和どうかお気を確かに
00:44:46貴様もボーッと突っ立っていないで何か手立てを講じたらどうだ このテープの防衛
00:44:53魚位 おいあれを準備しろあれ
00:44:58と申しますとケラウの巣だ 早くしろ
00:45:05お言葉ですがまだあれは試験段階で出力が強すぎて精神がまともに合わせられません しかもこんな街中での使用は危険です
00:45:14愚か者ねー 目の前にあるものがわからぬのか
00:45:20ですが思わぬ虹被害が出る可能性
00:45:29やれ一発でいいのだ 打てばあれは沈む
00:45:34照準がダメなら方針に魔力追尾を付与せよ はい大瀬のままに
00:45:40ああああああ リュウ
00:45:43今度は跡形もなく消し飛ばしてやる 操縦を設定
00:45:48方法一人ひと二丸 了解40度
00:45:53マリオつい身を付与
00:46:00こそが我が国の技術の推移してこの検定でリド3世による 砂漠の光だ
00:46:11たりぃ
00:46:19ええええええ 何度キャラウロスが起動を変えて降ってきます
00:46:24どうしてそうなる魔力追尾のせいだ 魔力炉が新たな標的に誰だそんなものを付与したのは
00:46:33愚か者めー
00:46:36もうおしまいだああこれ以上付き合い切るん あとはなかった
00:46:43ジョーカーめーだーまってー オーザーか君が何とかしろ
00:46:47上巻米レーダーええっ
00:46:53お世話になりました 貴様ら許さんぞ
00:47:00
00:47:04いや止め止めてくれ そこだけは
00:47:13いや止めちゃう
00:47:24すまない奴の姿を見失った 気配を探ってはいるが何か分厚い壁に阻まれているようだ
00:47:31マナメタル製の建物に逃げ込んだか ノール先生
00:47:37
00:47:39
00:47:41何か来るぞ
00:47:46光とは桁違いだよっ 皆さん私の後ろへ
00:47:56ana
00:48:00me
00:48:07よかった
00:48:09ああああああ
00:48:12me
00:48:18何のつもりだ手立てを講じろとおっしゃったのはあなたです 平和さまら自分のやっていることが分かっているのか
00:48:27これも広告の存続のため 止めた助けて誰か
00:48:34もうここにあなたに従うものはおりません ご覚悟
00:48:40ああああああ
00:48:45あった
00:48:50んいいいいいい 金ピカロージュ
00:48:55何者だ貴様こやつを構おうというのか いやなら邪魔をするなぁ
00:49:01事情はわからないが落ち着け
00:49:06路地せてくれああああああ いきなり何をするんだ
00:49:13手慣れの傭兵だ全員でかかるぞ待て誤解だ それ以外にこの状況をどう解釈する
00:49:21はれいっ
00:49:24その男は国を取り返しのつかない状況にした命をもって償う必要がある よくわからないが話し合いで解決できないのか
00:49:34それができればとっくにあっさるー
00:49:39危ない
00:49:41
00:49:44me なぜ寄ってたかってこんなことを相手は老人だぞ
00:49:50いや今のはお前だろう というかあれはお前らの肯定ではないのか
00:49:55理屈がさっぱりわからないなぁ 貴様にはわからずともよい
00:50:01危ないああああああ
00:50:07やめるんだお前は何がしたい 自分の手で始末したいのか
00:50:12そんなわけないだろういずれ放っておいてもお迎えが来る年齢だ それではダメなのか
00:50:18我らには一刻の猶予もないのだ敵はすでに国内に攻め込んできている それもあの薬剤の魔竜を引き連れてだ
00:50:26攻め込むだからこそ我らに誠意がないことを示す必要がある この男の首を差し出されば我が国は
00:50:36我が国を お待ちなさい
00:50:40お気遣いには感謝しますがその必要はありませんよ 死人は罪を償うことはできませんからね
00:50:49来てくれたのかよかった 先生
00:50:52こぶしていっ 死ぬかと思ったら運が良かった
00:50:58あの方々はもしよああ ノールドのここから先は我々に任せていただけないだろうか
00:51:05話し合いで済めばそれに越したことはない どうやら俺の話は聞いてくれないようだからな
00:51:11本に切るいい 戻ってノールドの治療をして差し上げろ
00:51:17まいりましょう ノール先生 あとはよろしく頼む
00:51:24さて 久々にお目にかかる10機種の皆様方
00:51:28例の時どうかその件を収めていただきたい我々はまずその男と話がしたいのだ いいいいいい
00:51:37ダッシュ 許して
00:51:40許す 今気候は許してほしいと言ったのか
00:51:45ああ もちろん許すつもりだ本当はならば我が国で行方不明になった者
00:51:5223名 はぁ
00:51:56崩れた家屋の下敷きになった者19 火災で焼け死んだ13名
00:52:02瓦礫で怪我をした者38名 加えて街中に解き放たれた魔物に全身を引き裂かれ
00:52:10砕かれ見るも無残な肉縁に変えられたもの127名 以上が我が国における犠牲者の総数
00:52:20あくまで把握できている限りだから それがどうしたというのだ
00:52:26先ほど言った通り俺は許すつもりだ もし機構が今述べたすべてのものと同じだけの苦痛を受け入れるのであれば
00:52:36
00:52:39その上で終戦と賠償のための国家間の話し合いに移りたい この提案意義ある者はいるか
00:52:48待ちそれは一体どういう同じだけとは ご心配なさらず同じと言っても死にはしませんから
00:52:58たとえ足がもげようと 内臓が潰れようと
00:53:02最後にはちゃんと話し合いができるくらいには回復して差し上げますから と助け
00:53:10たとえ苦痛に耐えきれず気絶したとしても俺が目覚めさせてやる 思う存分泣き叫ぶといい
00:53:19ああああああ 許していっ
00:53:23勘違いしないでいただきたい われわれもやりたくてこんなことをするのではない
00:53:30今我々が機構に臨むのは我が国の民が受けた痛みをちゃんと知ってもらうこと
00:53:38それだけで済ませてやろうと言うのだ
00:53:42なんとも我が国は慈悲深い だろう
00:53:56ありがとうだいぶ体が軽くなったよかったです 先生
00:54:02この光景は さっきの光が落ちたからか
00:54:06おっしゃる通りです 先生が弾かれた強い魔力光は分裂し
00:54:12コートに降り注ぎました そうか
00:54:15すまないことをしたらお気になさることはありません先生は私たちを守ってくださったのですから そうは言ってもなぁ
00:54:23誰か死んだのではないかその心配はいらないと思います 破壊された施設は主に魔力炉らしいので
00:54:31魔力炉はい空間魔力密度が高くそもそも人が立ち入ることのできない施設です そうか
00:54:40ならいいんだ もちろん住民の生活に影響は出るでしょうが
00:54:46私たちの国ほどではありませんから
00:54:52お兄様
00:54:55ん ではもう終わったのですね
00:54:59今後はお互いの復興に向けた戦後の調整が始まる ついさっき始まったと思った戦争がもう終わったのか
00:55:07だったら初めから話し合いで解決すればよかったのに
00:55:13じゃあの老人 肯定は本人の希望で退位することになった
00:55:19後継者はおそらく皇帝の孫が選ばれることになるだろう マゴッコ
00:55:25今年でまた10歳だそうだ 当然後継人を立てることになる
00:55:31先ほどの10機種をなあの10人が ノール殿でよろしいか
00:55:38まあ 先ほどは済まなかった
00:55:41こちらの誤解で刃を向けたことを謝罪したい 償えることなら何でもさせてくれ
00:55:47気にしていないし償いなどいらないぞ それより酔ってたかって老人一人を痛めつけるのはどうかと思うぞ
00:55:55ああ弾べきことだと感じている あの時もし起伝が止めに入ってくれなければ我が国は泥沼の内戦に身を投じることになって
00:56:04いた 心からの礼を述べたいいやそこまで言われるようなことはしていない
00:56:10むしろ俺は助けられた方だぞ 竜の背中から飛び降りたときは死ぬかと思ったが
00:56:17運よくそこに床があったおかげで助かったんだからなぁ 運よく行く子
00:56:24はっはっは 起伝は本当に面白い男だな分かったそういうことにさせてもらう
00:56:32だが覚えていてくれ 今後我々は起伝にどんな助力も惜しまない
00:56:39何か力になれることがあれば言ってくれ 命を賭して助けに向かおう
00:56:45大げさだなぁ俺は大丈夫だ遠慮はいらない それより街をこんなにして進まない
00:56:53ノール先生 心配には及ばない今のところ死人や怪我人などの報告は来ていない
00:57:01それを言うなら条約を保護にして帰国に攻め込んだ我が国の方がずっと罪は多い
00:57:08でも何か俺にできることがあれば言ってくれ 瓦礫の撤去くらいならてそう本気か起伝はどこまでもお人よしなのだな
00:57:17あっはっはっは
00:57:22退屈だからもう帰りたいだって
00:57:28では失礼する 今後のやりとりは死者を通して行おう
00:57:32ああどうか無事な帰国を そういえば
00:57:37ノール殿 名乗りもせず失礼した
00:57:42私は魔導広告10機種のランデウスという 分かった
00:57:48ランランデウスだな覚えた
00:57:53またいずれどこかで会えるのを楽しみにしている ああまたな
00:58:00飛ぶよ
00:58:11のろ 頼む
00:58:14帰りは 低めに飛んでくれないか
00:58:19分かった ノール先生
00:58:22この国の被害状況を気にしていらっしゃるのですね なんという器の大きなお方私も見習わなければ
00:58:33石と無事帰還いたしました 戦争はこれで終結します苦労をかけたな
00:58:40レイン詳しい報告は後で聞くとしてその前に恩人に礼をせねばならん はい
00:58:47ノール殿は妨害の活躍を見せてくれました その功績に見合った報奨を報奨
00:58:54いやいらないぞ何 気持ちはありがたいんだが俺は特に困っていない
00:59:00いやいやそんなわけにはいかんだろう 今回ばかりはちゃんと受け取ってもらわれば他のものにも示しがつかんのだ
00:59:10を言われてもなぁ 本当にここの家族はいらないというのに押し付けたがるなぁ
00:59:18いや やっぱり頼みたいことが一つあった
00:59:21もうそうかそうかでは遠慮なく言ってくれ 実はこの子のことを頼みたいんだが
00:59:29何僕
00:59:33その子は魔族の子だなああ 身寄りがないらしくてなぁ
00:59:38商人の一団に置いていかれたそうだ では起伝の望みというのは
00:59:44この子をオートで他の住民と同じ普通の生活をできるようにしてほしい
00:59:52一緒に暮らすことも考えたが 俺のような収入の不安定な人間よりはお金持ちの家に世話になった方がいい
01:00:02ホール先生 前に俺に家と土地をやると言っていたなぁ
01:00:08それくらいのもので構わない できれば衣服と食事もあるといい
01:00:13なるほど となるとその少年は王国の民となることが必要だ
01:00:19その他が望むのはそういうことかこの子には何度も命を助けてもらった あの大きな竜が言うことを聞いてくれたのもこの子がいたからだ
01:00:29違うよあれはノールが謙遜しなくていいぞ ロロがいなければ戦争はすぐには終わらなかっただろう
01:00:37俺の望みはそれだけだ よりによってそうくると
01:00:43魔族を受け入れるということは彼らを親的扱いする ミスラ卿国との関係にも亀裂が言っておくが
01:00:52それ以外は何もいらないぞ 俺なんかに渡すものがあるなら他のことに使ってくれ
01:00:58家をなくして困っている人もたくさんいるだろう 今それ以外のどこに在下が必要だと言うんだ
01:01:08それもそうだ 本当に全くもってその通りだ
01:01:19本当によく笑う中年だ
01:01:24me 死んで生まれ変われるとしたら
01:01:30次はあまりひどく殴られませんように 少しくらい誰かの役に立てますように
01:01:39それから美味しいご飯というものを一度でいいから 食べられますよ
01:01:53
01:01:59これからしばらくの間私は君と一緒に暮らすことになった よろしくロロ
01:02:10どうした せっかく用意してもらったのに早く食べないと冷めてしまうぞ
01:02:17これ食べられるの 食べられるも何もこれが食事だもしかして苦手な食材があるのか
01:02:26
01:02:29これがっ ご飯
01:02:32ほら遠慮はいらないぞ何を食べても誰も怒ったりしない 好きなだけ食べてくれ
01:02:39じゃあ いただき
01:02:43ます
01:02:46ん 柔らっこい
01:02:51
01:02:59どうした
01:03:08はいっ
01:03:10
01:03:13
01:03:20そんなに急がなくても誰にも取られないぞ
01:03:25
01:03:43
01:03:45
01:03:55ひどいなぁ ステラおばさんや建築現場のみんなは無事だろうか
01:04:04ギルドは何とか大丈夫だったみたいだなぁ
01:04:08
01:04:12
01:04:15こうしてマジマジと看板を見るのは久しぶりだ 冒険者か
01:04:22まともなスキルが身につかなかったすべての要請所で満期3ヶ月間訓練して一つもか
01:04:34のール スマンが
01:04:37それじゃあ冒険者の登録はしてやれ
01:04:42まさか またあの時の巨漢たちに会えるとは
01:04:48最後にあったのは もう15年も前になるのか
01:04:56ソードマンの訓練を受けさせてくれ 訓練
01:05:01君がか 冒険者ギルドの許可証は持っているのか
01:05:05さっきギルドモンスターにもらった
01:05:10訓練は厳しい それに耐える覚悟はあるかある
01:05:18えっ そこまで
01:05:22明日はもっと厳しくなるぞ
01:05:27
01:05:333日もてばいい方だろう
01:05:41今日で等価か この少年覚悟だけは本物かもしれない
01:05:47ねえ
01:05:49
01:05:52ええええええ つい
01:06:00
01:06:03骨が折れようと剣を落とすな敵は待ってくれんぞ
01:06:09
01:06:12ええええええ 体と精神を極限まで追い込まれてなおその目ができるのか
01:06:21これは本当に有望かもしれない
01:06:26教官 俺はいつスキルを覚えられる
01:06:31それは私が決めることではないせめてどんなスキルが使えるようになるのか見せて くれ
01:06:42
01:06:46
01:06:49
01:06:53ああああああ
01:06:57どうだった すごかったほとんど見えなかっただろうなぁ
01:07:04己ですら剣筋を捉え切ることが難しい瞬速の朝 少年では目の端で捉えることすらずっと同じリズムだった
01:07:13どんどんたたたっていっ 時計みたいだ
01:07:18ああああああ
01:07:21ええええええ
01:07:23ああああああ
01:07:27この子室 育てば私と対等いやそれ以上に
01:07:34おかしい
01:07:37はぁ
01:07:40なぜパリー以外のスキルを習得できない 一つでいい
01:07:45使えるスキルが一つでもあれば
01:07:50そこまでだノール残念だが待ってもう少しだけ ダメだこれ以上は君の時間を無駄にする
01:07:59パリーのみでは剣士としてやっていけない 無念だまさか剣の才能だけがないとは
01:08:07おそらく君は別の道に進んだ方がいい 他の養成所ならば君の才能を見出せるかもしれん
01:08:16この子にはきっと違う道がある
01:08:22お前本気で家の訓練に参加する機会をソードマンの教官が他に行けって シグか
01:08:30子供の面倒を見ているとは聞いていたが 吹けば飛ぶような体じゃねーかどうしても冒険者になりたいんだ
01:08:40ウォーリアーは仲間の盾となる役割だ わかってるのか
01:08:47よし やってみろ
01:08:58のこそ まさかここまでやるとはなぁ
01:09:03
01:09:11
01:09:15こいつなんてタフな心を持ってやる スキルさえ身につけば文字通り不屈の盾として
01:09:27すまんのるまだやれるよ 努力は認めるが身につけられたのは身体能力をわずかに上げることだけだ
01:09:37このまま無理に進めばすぐに命を落とすことになる 悪いが次に行け
01:09:45ここまで頑張れる奴だどこかで報われなきゃやりきれん 訓練を受けさせてくれ本当にやるのやる
01:09:55別にいいけどじゃあこれ あそこに投げてみて
01:10:01多いのさっさとして 外したら適当な理由をつけて追い返そう
01:10:08どうも面倒なやつのしないです これでいいのか
01:10:13もう1回 よし
01:10:17よくない全然よくないわよ
01:10:22ん 教官どうして俺は小石ばかり投げてるんだ
01:10:29嫌な予感がするからに決まってるでしょ 弓が使いたい
01:10:35ああああああ
01:10:38はっはっは じゃあ文字手をしっかりと握って構えてしっかり
01:10:45こんな感じ なんでだ
01:10:49予感的中
01:10:52ええええええ ああああああ
01:10:56あんたいい加減にしなさいよもう訓練場の弓がないから私の さすがにこれなら壊れ
01:11:08あんたは石だけ投げてなさい わかった
01:11:15えっ
01:11:19それどこで習ったの習ってないぞ いつもこうやって鳥をとってた空から山うさぎを狙って降りてくる
01:11:26派手な色のえっ 呆れた
01:11:30それ雷神蝶じゃなぁ
01:11:35落とすとなれば熟練者が優れた弓を使ったって難しいのに まあ私は目をつぶってでもいけるけど
01:11:46ん こいつここにいる意味ある
01:11:50もう期限よ出ていきなさいえっ だってまだ何もあんたには繊細な道具を扱うセンスが絶望的にない
01:12:00石だけ投げてらいいのよ
01:12:05本当にめんどくさい奴 あんたは弓なしでもうたりてんのよ
01:12:13ん そうかお前があのノールか
01:12:17いいだろうえっいいのかついて来い すぐ始めるぞ
01:12:27敵の気配を感じろ一切の音を立てず相手に近づけ
01:12:35これは悪くない
01:12:39ああああああ
01:12:42ああああああ 爪が甘い
01:12:49そのすべての罠を回避し解除困難な宝箱までたどり着く 罠を回避か
01:12:56わかった
01:13:01ええええええ
01:13:04ええええええ
01:13:07ええええええ
01:13:12ええええええ
01:13:15me しかし
01:13:18主人が違う 宝箱の罠も解除できず気配も察知できない石膏などお話にならない
01:13:29とはいえ この余人に変えがたい忍耐力と執念は何よりの支出
01:13:36もしも冒険者を諦めたときは王と諜報部に勧誘するとしよう
01:13:44ほうずいぶんと若い訓練志願者じゃのう 確か最低でも15歳からじゃったような
01:13:52ギルドのおじさんに許可をもらったし他の養成所でも訓練してきた 駄目だったけど
01:14:00ほっ
01:14:02
01:14:10やはり魔力が体を流れんと魔法は使えんのじゃろうなぁ どうして流れないんだ
01:14:18なんか体質かなぁ だとしたら魔力強心部屋に入るぐらいしか手がないなぁ
01:14:26マリオ超
01:14:30それをやらせてくれ
01:14:34まあいいじゃろ きついと思ったらすぐに出てくるんじゃぞ
01:14:41あやつまだ出てきておらんのかはいそそれはいいかーん 感覚が何倍にも増幅される空間で通じるだろう
01:14:51下手くたらしんでいっ ええええええ
01:14:55のある なんだ
01:14:58本日体に異常はなんともない 邪魔しないでくれ何か聞かれそうなんだ
01:15:07
01:15:12これしかできなかった ほう
01:15:16ここまでやってもプチファイヤー一つとはの お前さんほど魔法の際に恵まれないものも珍しい
01:15:27ジャンがあの体質でよくぞここまで頑張ったというべきじゃろう のっ
01:15:33ああああああ 何やったのじゃこいつはに二重症者とこのはしですら50年かかったものを
01:15:41こやつはたった3ヶ月で水から
01:15:47これじゃ冒険者になれない うーん
01:15:51そうじゃなぁ やはりここはお前さんの居場所ではないなぁ
01:15:57もったいない 本当にもったいないの
01:16:01体質が違えば不正室の魔術師として名を馳せていただろうに
01:16:10一応聞いておきますが 小さい頃に祝福の儀式は受けましたか
01:16:15儀式なんだそれはここではあらかじめ決まった生徒しか訓練を受けることができません 申し訳ないのですが訓練を受けさせてもらえるまでここを動かない
01:16:30好きになさい
01:16:50訓練を受けさせてもらうまで動かない そうですか
01:17:00
01:17:03まさか 本当にずっと
01:17:30
01:17:36手ほどきだけなら参加させてあげましょう ただし
01:17:40それで何かができるようになる保証はありませんよ
01:17:50間違いなくローヒールです こんなことがあるのですか
01:17:55でも 残念ながら
01:17:59ローヒールでは冒険者の有用スキルとして認められないと思います そうか
01:18:05やっぱりダメだったのか
01:18:10かすり傷を癒す程度とはいえ 幼少期の祝福なしでローヒールを使えるようになっただけでもすごいことなんですよ
01:18:20
01:18:22精霊を介さず祝福の儀式も受けずに自ら奇跡を行使する それは言うなれば奇跡の力を無人像に扱えるということ
01:18:37せいさまノールが
01:18:42大都からいなくなった 昨日私が止めていれば
01:18:48はったきゃいいじゃないあいつならどうとでもやっていけるんだから いいえ
01:18:54時間をかけて育てればあの子は確実にとてつもない人物になります 確かにの
01:19:02まさか他の養成所でもそんなことになってるとはなぁ 全員で彼を育て導いてあげるべきです
01:19:11あの才能に溢れた少年を 異論はない
01:19:17共謀部への勧誘は難しくなった 私もせいに賛成だ
01:19:23同じく 仕方ない
01:19:27シグはどうです
01:19:31俺はすぐにノールを探す旅に出る 気持ちは分かりますが落ち着いてください
01:19:40では改めて ノールを独占全員で引き受け育てる
01:19:45それでいいですね ならば
01:19:49急いで本人を見つけましょう
01:20:00をノールおじさん無事だったか なんとかなぁ
01:20:07これが落ちてたぞ 飛んじまってたか
01:20:11ありがとうよ お前さんミスラーに向かってたはずじゃねーのか
01:20:17いやオートがこんな有様だしなぁ 急いで引き返してきたんだ
01:20:23ずいぶん泥だらけだ 服焦げてるぞ
01:20:27いろいろあってなぁ かなりの運動をした
01:20:30まあこんな時だ みんな似たり寄ったりだろう
01:20:34俺もひでえ目にあったぜ 俺もヘトヘトだ
01:20:39それでなノール 疲れてるとこ悪いんだが建築ギルドの
01:20:44親方がお前さんのこと血まなこになって 探してたぜ
01:20:48瓦礫の撤去や仮設の家を建てるんだとかで きっとそうだと思ってここに来たんだ
01:20:54場所は 地図をやる持ってけ
01:21:01
01:21:04してくれて助かったぜお前がいると作業が段違いにはかどる 役に立ててよかった
01:21:13本当に とんでもない1日だったなぁ
01:21:19馬車で旅に出る ロロと出会い
01:21:26いいの魔法で吹き飛ばされ
01:21:32リーンの魔法で吹き飛ばされ いろいろあったかリーンの魔法で吹き飛ばされた印象がすごい
01:21:42ん 疲れも空腹も限界に近いが
01:21:49まだ休むわけにはいかないなぁ
01:21:54気づいているとは思うがこたびの剣 ベリダスの後ろにミスラ峡谷の影が見える
01:22:02はい 魔導広告の軍備に至るまで
01:22:06断るごとにあの国でしか製造できない高純度の魔石が絡んでいます ここから平穏な日々とはいかねようですね
01:22:17だが わが国には頼れる者たちがいる
01:22:24
01:22:38そして何より 今はあの男がいる
01:22:47ええええええ
01:22:54
01:22:57のある先生昨日は本当にありがとうございました 例を言うのはこっちだ
01:23:03リーンも大変だったなぁ 食料を配ってるのか
01:23:07はいっ 怪我をされている方の治療も兼ねて
01:23:12先生も復旧作業をああ
01:23:17
01:23:20ねっ こちら皆さんに配っているものですがよろしければどうぞ
01:23:26いいのかもちろんです ありがとう
01:23:31私は配給に戻りますのでこれで失礼いたします
01:23:36頑張ってくれ
01:23:39でもご無理をなさらず
01:23:43
01:23:45やはり俺は 助けてもらってばかりだなぁ
01:23:50よしっ 存分に動けそうだ
01:23:55本当に丈夫でいい件だ 俺が持っている限り派手な活躍はできないだろうが
01:24:04それでも俺は 冒険者になりたい
01:24:08父さんが読み聞かせてくれた物語に登場する 英雄のような冒険をしてみたい
01:24:15今はひとまず ここで役に立ってくれ
01:24:20me このあたりは一段落だ
01:24:24向こうもいけるか 大丈夫だ
01:24:29me
01:24:34me
01:24:39me
01:24:42me
01:24:46はぁっはぁっはぁっはぁっ
01:24:52ああ ここからが本当の俺の仕事だなぁ
01:25:27真っ直ぐに踏み出せよ ギフト

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