• 2 年前
新型コロナの感染が高止まりするなか卒業シーズンを迎えています。横浜市ではきょう、公立中学校で卒業式が行われました。

きょう、コロナ禍の卒業式を迎えた横浜市立すすき野中学校。保護者の座席には、事前に番号をふって、式の後に体調不良者が出た場合、どこに座っていたかの把握などに役立てます。

参列できる保護者は1人だけ。2人目からは、配信映像を別室で見守ります。

卒業生の合唱も、マスクをつけたまま。

今年の卒業生は中学校3年間のうちおよそ2年間をコロナ禍で過ごしました。

それでも、門出を迎えた卒業生たちからは、前向きな言葉が。

卒業生

「ほぼ友達と会う機会がゼロに近くなってしまって、すごく悲しいこともたくさんありました。コロナが落ち着いてから友達と一緒に練習して(部活動の)試合に勝つことができて、友達の存在はすごく大きいなと改めて感じました」
卒業生

「仕方がないことを悔やんでも変わらないと思ってて、中学校3年間でコロナとかいろいろあったけど、それを悔しがっていないですし、だったら今から変えられる未来、高校生活、その後の大学と変えていけたらなと思っています」

校長

「特に2年間、子供たちが本当につらいことや我慢をしなきゃいけないことがたくさんあったと思うんですけど、きょうまでたどり着いたということが、達成感というのは職員にも子供たちにもあると思います」

横浜市ではきょう、143の公立中学校で卒業式が行われたということです。

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